コンドミニアム法、議会を通過

数年にわたり上下院で何度も議論が繰り返されたコンドミニアム法が、現政府の解散が迫った2016年1月22日、ついに議会を通過し可決された。 同法は大統領の承認を要するが、これにより外国人は原則、6階以上からなるコンドミニアムの40%まで購入することができる。 専門家は、この待望の法律が健全な税収と最大10億米ドルの外貨をもたらすだけでなく、停滞した不動産市場を押し上げると期待する。 同法の成立は、国境付近で開発を進めるディベロッパーにとっても吉報となった。例えばダウェイではタイのバイヤーに、シャン州では中国のバイヤーに販売することができる。 建設省により草案された法案は3年もの間議論され、上下院…

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中国・ミャンマー国境経済圏に高い期待

ミャンマーの中国との大規模貿易拠点として期待される新しい経済圏は、両国に新しい事業の機会をもたらすと、先週シャン州のMuseで行われた事業のソフトオープンで関係者や住民は期待を寄せた。 ミャンマーと中国の正式な陸路貿易の約80%はMusuから数マイルの国境地点を通過し、雲南省端麗に運ばれ、中国人バイヤーが原材料を加工したり、国内外で販売したりし利益を収めている。 ミャンマーの貿易業者のほとんどが端麗にある市場で働いている-この新たな294エーカーの市場は、国境のミャンマー側での商業中心地を建設するという当初の目的を達成したものである。このNew Star Light社と政府の支援を受け建設され…

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Tuborg、Carlsbergに方向転換

デンマークの醸造所であるCarlsbergはマンダレー出身の有名歌手の家族から、彼のヒット曲のタイトルを使用したという苦情を聞き入れた。 「故Sayar Myoma Nyein氏の親族から苦情が寄せられ、世間でTuborgビールに使用される【တူးပို့】に関して論争がおこったことから、私たちはこの言葉を使用し続けることが出来なくなる」と、1月19日に醸造所は声明を出した。 今年初めに現地で醸造したTuborgの販売を開始する時、Tu Poと発音する名前を付けた。しかしミャンマー語では1955年に亡くなった有名作曲家Sayar Myoma Nyein氏による代表曲の名前でもある。 ティンジャ…

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EITI、ミャンマーの資源産業に光を当てる

採取産業透明性イニシアティブ(EITI)によるミャンマー最初の報告は、数年前には「考えられなかった」企業活動に関し開示していると、NGOと市民社会団体はいう。だがこれは、ミャンマーにおける天然資源の管理方法を明らかにする初期段階でしかないと見られる。 独立したEITI事務官により集められた月々のデータをまとめた、最初の報告書は2013年4月から2014年3月のオイル・ガス、鉱山に関連する企業のライセンスと税金、収益に関するものであった。 「4年前には考えられなかった企業のライセンスと支出を公共に公開する段階を見ることは非常に強みになる」とNGO団体Global Witnessは評価する。 ミャ…

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日本の銀行、チャット通貨保護策を試験導入

三井住友銀行(SMBC)は、チャットの変動に対する保護策への強い要望に応えるため、ミャンマーでの為替予約を試験的に開始する。 SMBCは日本の一顧客に対し為替予約を提供していると、ヤンゴンオフィスの職員はミャンマータイムズに語った。それはまだ試験段階であり、全顧客を対象としたサービスではないという。 為替予約は、将来の特定日に他の通貨に両替するためのレートを設定し確定させる。これによりその間の為替変動リスクを回避できるというものだ。輸出入業者は通常、この為替予約を使用しており、為替リスクが取り除かれることにより、輸出入業者は事前に正確に費用を計算出来るようになる。 SMBCの試験運用では、固定…

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韓国国営企業、ミャンマーの工業地帯を狙う

関係職員によると、国営企業、韓国土地住宅公社 (KLHC)は建設省と共同で新規工業団地事業に取り組む。 韓国・ミャンマー経済協力工業団地は、KLHCのミャンマーで行う初めての事業である。同社はヤンゴン地区での建設を希望しており、建設省と都市住宅開発局と協議しているとJae-Dong Lim社長は述べた。 同省は国営の土地を勧めたが、「私たちはHmawbi地区近くの600エーカーの土地を選択した」「私たちは同省及び住宅局と開発プロセスとインフラ整備、住宅事業に関する覚書を締結した」とミャンマータイムズに語った。 都市住宅開発局の副局長Moe Thida氏は、工業団地は韓国とミャンマー間の経済協力…

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ミャンマーの採用担当者、マレーシアでボイコット

海外人材派遣会社はマレーシア政府からの“いじめ”に怒り、同国でボイコットすることを決定した。派遣会社の代表は、料金体系の変更を伴う新しい制度により人材派遣業界は独占されているとして、マレーシアにミャンマーの出稼労働者を斡旋しないという。 この膠着状態はミャンマー労働者を合法的に入国させる唯一のルートとなる「ワンストップサービスセンター」を立ち上げるというマレーシアの決定により生じた。しかし同センターはビザ手数料を、サービス料など含め6米ドルから57米ドルと約10倍に引き上げることを発表した。これは昨日から実施されている。 新たなシステムに基づくビザ申請のワンストップセンターの設立の指揮を取った…

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ミンガラ市場の火災で保険への関心高まる

ミンガラ市場での大規模な火災を受け、保険の必要性にスポットライトが当たっている。保険会社によると、保険をかけていたのは市場の店舗のうち1%以下だという。 2016年1月9日に発生した火災で1630店舗が焼損、ほかの多くも商品に被害を受け、被害総額は360億チャット以上と見込まれている。同火災は過去6年間で2番目に大きな火災であった。 Thein Sein大統領はすぐに現場を訪れ、金融支援を決めたが、再建が難しい店が多いと見られる。 IKBZ保険会社の保険金部部長Than Zaw氏は、「商品額の1%の費用だけで事故の補償を受けることができるのに、中小企業のほとんどが保険に入っていない。」と述べた…

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ミャンマーの新弁護士協会、大きな独立性を誓う

次期政権のリーダーの個人的な支援を受け、ミャンマー初の全国的な弁護士協会はその目的を推進することができると協会職員は述べた。 次期与党となる国民民主連盟(NLD)の議長アウンサンスーチー氏と法の支配と国家の安定に関する議会委員会の議長は、ネピドーで明日行われる発足式に出席する予定である。 同協会は、全州、管区及びネピドーからの代表委員会メンバー120人が出席する5日間の会議において組織構成を完了させる予定だ。 「アウンサンスーチー氏の支援とリーダーシップのおかげで、私たちは新政府から独立した組織となると安心しており、以前よりも独立性が向上すると期待している」とミャンマー独立弁護士協会(ILAM…

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ミャンマーの大統領免責法案に思わぬ障害

議員によると、大統領に生涯免責を与えることになる渦中の法案は、苦境に陥っている。 国民民主連盟(NLD)の上院議会議員Myat Nyarna Soe氏によると、元大統領を保護する法案の成立は容易ではない。立法の目的はThein Sein氏を含めた大統領の在職中の活動に対する起訴を免除することである。 「この議会の任期中に通過するかもしれないが、議員の議論の熱心さによって変わりうる」という。「上院議会は、改正提案を下院議会に差し戻した。(承認されるには、)次に議論する議員を登録するのに3日間必要とする。そのため法案が通過する可能性は徐々に小さくなっている」。 細かい言葉の調整に問題があるようだ。…

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