ミャンマーのプレミアコーヒー工場、残業代の未払いで起訴

労働省はプレミアコーヒー社が労働者300人へ残業代を支払わなかったとの訴えを受け、同社の工場を起訴したと労働省職員はミャンマータイムズに語った。 「労働者からの報告書を受け、私たちは工場職員と面会し、労働法に基づき(日給払いの)労働者に残業代を支払わなければならないと説明した」「それでも。彼らは法律に従わなかったため、起訴した」と労働省の工場及び一般労働法局の副局長Chit Paw氏は述べた。 残業代についての訴えが行われた後、労働当局は2016年6月28日に工場を起訴した。 プレミアコーヒー工場には、約700人の正規労働者と9カ月以上工場で働く300人の日払い労働者がいる。 2015年労働法…

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ミャンマー政府、無登録外国人技術者の取り締まりを実施

活気を帯びるミャンマー建設業界に外国人技術者が流入しているため、当局は無免許の外国人技術者の取り締まりを強化している。ディベロッパーは地方評議会に外国人労働者を登録しなければならず、違反した場合には中止が言い渡される。 ミャンマーエンジニア評議会(MEC)によると、ミャンマー及び外国ディベロッパーは、数年前から外国人技術者を登録しなければならなかったが、依然として規則を知らない人が多い。 国内の技術者とディベロッパーはMECの監視のもと営業しているが、国内の建設ブームを後押しする外国人技術者の増加を監視する組織はない。 MECは建設業に従事する外国人技術者の数を把握し、資格を精査したいと考えて…

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新たな合弁企業、無秩序なヤンゴンのバスに挑む

ヤンゴン管区政府は無秩序な公共交通機関の市全域にわたる改革の一環として、新たな官民パートナーシップ(PPP)企業を設立した。路線バス会社の経営者は整備を強く待ち望んでいるものの、当局にはインフラとシフト管理支援を目的とした財政援助の提供を求めている。 国内最大の都市の新しいバス高速輸送システムを監督するため、政府は昨年官民合弁会社-ヤンゴンPPP社-を設立した。新システム-BRT Lite-は新しい車両を用い今年初めに運行を開始した。専用車線を走行し、通常のバスよりも優先される。 バス高速輸送システムは、日本国際協力機構(JICA)による2013年の計画に基づいている。 しかしBRT Lite…

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高齢者搾取を防止する法律を草案

高齢者の権利を侵害、悪用した人に2年間の懲役を課すとする法律が、現在議会で協議されている。2016年6月29日に国営メディアで発表された高齢者法案は、高齢者の権利、健康及び経済的福祉を促進、保護することを目指す。 同法案は、高齢者が物乞いを行うよう路上に出され、その稼ぎを「保護者」に引き渡すという高齢者の搾取の様子を映すビデオを議員が見たことを受け発表された。同ビデオはソーシャルメディアで広く拡散された。 積極的に社会活動を行ってきた上院議会議員Phyu Phyu Thin氏は、「これはミャンマーで高齢者を対象とする初めての法律である。これは必要とされている。伝統的に、私たちは高齢者の面倒を見…

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経営者逃亡のミャンマーの縫製工場、5,600万チャットで落札

ラインタヤーにある縫製工場は台湾人経営者が労働者への賃金を支払わずに国外に逃亡しており、2016年6月29日に競売にかけられ5670万チャットで売却された。 地元の実業家Myint Than氏は初め、元Unipolar工場に残された資材・用具等を4,200万チャットで購入したが、労働局が同工場の労働者178人全員の未払い金を確保しようと最低価格を定めた。 「私は労働者が不憫でならず、購入した」「利益が出るかどうかは分からない」と彼は話す。 Myint Than氏は自身で経営する意向はなく、工場を再販売するつもりだという。 労働省職員Chit Paw氏は、彼らは既に元Unipolar工場労働者7…

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YCDC、高層建築申請の受付を中止

政府エンジニアは、見直しが保留されているため作業が停止している高層建設現場の検査を継続する。このため、ヤンゴン開発委員会はヤンゴン内における高層建築物の建設申請に対する既存の政策や手続きを停止すると発表した。 YCDCエンジニア局の副局長Nay Win 氏は2016年6月24日に、新しい手続きを7月1日に公開すると伝えた。 「新しい手続きは国営メディアで発表される予定である」、既存の手続きに基づく申請は受付けできないと彼は述べた。 9階以上の建物の建設は5月15日にヤンゴン管区全域で中止され、新管区政府がヤンゴン開発計画の遵守を判断するまで続く。 凍結した事業のうち64の事業は既に正式に建設が…

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商務省、ライセンス規則を明らかに

海外貿易を円滑化し、促進するための政策として商務省は250以上の品目に対し輸入ライセンスを免除する計画を発表した。同省の次官補Khin Maung Latt氏はミャンマータイムズに、商品のリストは来月公開されると語った。 「既に関税局と他省庁と議論した通り、まず267品目を自由化する」という。 この決定は、品目に対するライセンスを免除することにより貿易を促進しようと試みた旧政府の自由化政策を引き継いだものである。昨年8月に、商務省は許可が必要な4405品目のリストを発表し、そのほかの品目は許可が不要となった。同省により指定された267品目はリストから除かれる。 「ライセンスが不要な品目は、税関…

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マンダレー自動車販売業者、新税率による市場の低迷に不満

マンダレーの自動車販売業者は、自動車輸入に対する規制と税が販売に痛手を負わせると主張しており、政府に対し市場を後押しする政策への転換を望んでいるようだ。 自動車輸入業者は現在、100万チャットから3,000万チャットの自動車を輸入する場合15%の税を支払わなければならず、更に高額な車にはそれ以上の税が課せられる。 古い自動車と新しい自動車の輸入許可とを交換するスリップシステムにより輸入される自動車は、この税の対象ではない。 新しい課税は1月に発表され、6月1日に施行された。ヤンゴンの販売業者によると、ヤンゴンでの自動車の価格は新税が発表されてから約200万チャット跳ね上がった。自動車の個人販売…

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法と無秩序:壊れたシステムの中で72歳の保釈拒否

しわくちゃで、弱りかろうじて自力で立っていられるTin Nyunt氏は、繰り返し保釈を拒否された72歳の女性である。 Tin Nyunt氏は3月16日の逮捕後倒れ入院していたが、5月2日よりヤンゴンの悪名高いインセイン刑務所に拘置され、彼女の家族が半身不随のため必要だという薬を使用することができずにいた。 6月17日にミャンマータイムズがボタタウン地区裁判所にあるTin Nyunt氏の独房を訪ねた際、彼女は首、背中、足と痛む全身を指し示した。彼女は目に見えてやつれており、高血圧と慢性心不全を患っているため湿った天候の中動くのは苦痛であると訴えていた。 聴取の時間が来ると、Tin Nyunt氏は…

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ミャンマー政府、児童労働に対して警告

14歳以下の子どもを雇用した場合、経営者は500万チャットから1億チャットの罰金または最長6か月の懲役、もしくはその両方が課せられることになる。 警告は2016年6月20日、労働、入国管理及び人口省、工場及び一般労働法調査部主催によるヤンゴンでのワークショップにおいて発表された。参加者はホテル経営者、レストラン経営者、中小規模の工場経営者、商店経営者、その他事業関係者である。 同部職員は、14歳から16歳の子どもを1日に4時間以上働かせることは2016年店舗及び商業施設法に違反すると指摘した。 「店舗や商業施設のオーナーは14歳から16歳の子どもを午後6時から朝6時までの間に働かせてはいけない…

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