海外貿易を円滑化し、促進するための政策として商務省は250以上の品目に対し輸入ライセンスを免除する計画を発表した。同省の次官補Khin Maung Latt氏はミャンマータイムズに、商品のリストは来月公開されると語った。
「既に関税局と他省庁と議論した通り、まず267品目を自由化する」という。
この決定は、品目に対するライセンスを免除することにより貿易を促進しようと試みた旧政府の自由化政策を引き継いだものである。昨年8月に、商務省は許可が必要な4405品目のリストを発表し、そのほかの品目は許可が不要となった。同省により指定された267品目はリストから除かれる。
「ライセンスが不要な品目は、税関への申告に従い納税の義務を負う」と補佐官は述べた。
農業・家畜・灌漑省により開始された100日プロジェクトにより現在輸出が禁止されている12種類の商品のうち3種類(豆/ゴマ油、ひまわり/ヒマワリ油、マスタード/マスタード油)の輸出を許可する発表が行われ、更なる自由化が期待されるとKhin Maung Latt氏は述べた。
「パーム油と同様に、これら油製品の輸入が可能になるかもしれない」と彼は話す。
輸入手続きに関するより詳しい情報は、近日中に発表されると彼は述べた。
外国企業もまた、外国企業に対する輸出入規制の緩和を望んでいる。昨年末に、商務省は長年の外国企業に対する規制を緩和し、肥料、種子、農薬、医療機器の輸入を認めている。
(Myanmar Times 2016年6月28日版 第9面より)