YCDC、高層建築申請の受付を中止

政府エンジニアは、見直しが保留されているため作業が停止している高層建設現場の検査を継続する。このため、ヤンゴン開発委員会はヤンゴン内における高層建築物の建設申請に対する既存の政策や手続きを停止すると発表した。
YCDCエンジニア局の副局長Nay Win 氏は2016年6月24日に、新しい手続きを7月1日に公開すると伝えた。
「新しい手続きは国営メディアで発表される予定である」、既存の手続きに基づく申請は受付けできないと彼は述べた。
9階以上の建物の建設は5月15日にヤンゴン管区全域で中止され、新管区政府がヤンゴン開発計画の遵守を判断するまで続く。
凍結した事業のうち64の事業は既に正式に建設が許可されており、最初の検査対象となっている。図面や計画書の見直しに続き、新ヤンゴン管区政府委員会の下メンバー14人から成る調査チームが4つ組織され6月21日に現場視察を開始した。
ヤンゴン管区の副首相Phyo Min Thein氏は6月16日に議会で、見直しは終了し『来週までには』許可が再発行されるだろうと話した。しかしこの期限は既に過ぎている。
MKTConstruction社会長Myo Myint氏はミャンマータイムズに、「7月1日以降に行われる高層建築の新しい建設申請は、新しい規則に従い審査されるであろう。手続きは地区オフィスで2日間通知されるはずだ。6階建ての建設も中止され、委員会メンバーがおらず、委員会も予定されていないため、新規申請は受理されないと考えられる。手続きは新政府のもと簡素化される思うが、現在請負業者は不当に扱われていると感じている」と語った。
最高8階までの建物を建設するための申請は委員会会議を経て、YCDCエンジニア局によって承認されると理解している。8階から12階建ての建物は高層建設事業品質管理委員会による検査を受け承認され、13階以上の建物はヤンゴン管区政府の承認を得てのみ手続きを進めることができる。
(Myanmar Times 2016年 6月28日版 第9面より)