ミャンマーの電力・エネルギー省、LPG産業を奨励

大企業による燃料の流通を認める計画を進める一方で、政府は規制に基づく燃料産業の安全を促進する活動の中で、小規模液化石油ガス小売店に無料でライセンスを発行する。 LPGを販売する中小企業に対するライセンスは今年末まで無料で発行されると、電力・エネルギー省下のミャンマー石油製品企業(MPPE)の副社長Maung Maung Thaw氏は述べた。 プロパンガスとなるLPGは、ホテルやレストランで調理に使用されるほか、工場での金属切断や建設現場でも一般的に使用されている。家庭用は、通常ブタンが使用される。どちらの燃料も巨大なシリンダーで販売されている。 「目的は、LPGの一般使用を拡大し、販売者の安全…

>>続きを読む

新ミャンマー投資委員会発足

国内及び外国投資の承認を行う政府機関であるミャンマー投資委員会は、11人のメンバーを再選出したと昨日大統領府は発表した。 新委員会は計画金融省Kyaw Win大臣が議長を務める。商務省Than Myint大臣は副議長に就任し、旧政権下のMIC秘書官Aung Naing Oo氏は新委員会でも続投される。 他には天然資源・環境保全省、計画金融省、商務省の事務次官だけでなく司法長官Tun Tun Oo氏もメンバーである。 唯一の民間セクターの代表としてミャンマー商工会議所から1人、投資企業管理局から2人、更に元一般管理局局長もメンバーに就任した。 3月終わりの政権交代に伴う旧委員会が解散したことを受…

>>続きを読む

ヤンゴン、無免許請負業者とバトル

ヤンゴンでは多くの無免許請負業者が地主と協力することで違法建設を続けており、現地当局は低品質アパートの規制の届かないブームを止める方法を模索しているという。 建設エンジニア部の代表Than Htay氏によると、ヤンゴン開発委員会は数年前から違法建築に対する負け戦を続けており、無免許で事業をはじめる請負業者が跡を絶たない。 「今日でも未だ違法建設は行われ、販売されているため、アパート購入者はこれらを購入してしまう。これら請負業者は初めから無免許であるため、YCDCがこの状況を制御することは難しい」と彼は指摘する。 「私たちは、会社が倒産した場合何も保護は受けられないので、ライセンスを持つ請負業者…

>>続きを読む

ウェスタンユニオン、国外送金を開始

ウェスタンユニオンはミャンマーに参入して約4年が経過する今週、国外送金サービスを開始した。 グローバル決済サービスを行う同社は現在、9つの国内銀行を通じて世界50万都市以上に、1日3,000米ドルまでの送金サービスをミャンマーで提供している。 顧客は銀行口座を開設することなく送金できると、地区副責任者Patricia Riingen氏は6月7日メディアに語った。 同社はKanbawza銀行、CB銀行、AYA銀行、Yoma銀行、ミャンマーアペックス銀行、First Private銀行、Global Treasure銀行、ミャンマーオリエンタル銀行と提携している。 「これらの銀行から、利用者は20…

>>続きを読む

業界団体、自動車法に疑問

ミャンマーの交通安全を向上する目的で作成された法律は、まだ不明確な点が多いと業界専門家は述べた。ミャンマー自動車製造・販売協会(MAMDA)は、昨年9月に制定された自動車法の諸相を明確にするため、政府省庁及び関係者との会議を行っている。 MAMDAは産業省や商務省、道路運輸局、ミャンマーエンジニア協会と協議を行う予定である。「新しい法律はどの省が何に対して責任を負うのか明記されていない。私たちは6月2日に議論を行った」とMAMDA書記長のMyo Zin Win氏は述べた。 「最も重大な問題は、左ハンドル車のみの輸入を許可する規制に関することである。左ハンドル車がミャンマーの道路では安全であるこ…

>>続きを読む

東銀リース、初の外資駐在員事務所を狙う

東京三菱UFJ銀行(BTMU)系列のリース会社である東銀リースは、ミャンマー初となる外資リース会社の駐在員事務所開設を申請中である。 同社は今月投資企業管理局(DICA)への申請を準備し、8月には駐在員事務所開設を目指したいと同社ミャンマー駐在員の山口ヨシヒロ氏は述べた。 多くの外国企業がミャンマー市場に参入したがっているのと同様に、東銀リースも長い間待ちわびていた。同社は2013年に一度、駐在員事務所設立を申請したが外資の銀行や保険会社がミャンマーでの営業を認められる前であったので却下されたと、山口氏はいう。 その後国は2度の外国銀行の支店設立ラッシュを歓迎し、また、新金融機関法を制定した。…

>>続きを読む

捨てられた赤ちゃんが語る性教育の欠如、シングルマザーへの支援を

5月の停電した暑い夜、Thidar Han氏は病棟管理者として働いているヤンゴンのミンガラータウンニュ地区の裏道で21時頃、赤ちゃんの泣き声を聞いた。 Thidar Han氏は暗い路地を進むも何も見えない。しかし泣き声は聞こえ続けていた。先に進むと、彼女はビニール袋の中にまだへその緒が付いたままの捨てられた新生児が顔を下向け横たわっているのを見つけショックを受けた。 「赤ちゃんは幸運なことにしっかり呼吸し生きていた」と彼女は言うが、母親は見物人が回りに集まる中痩せた赤ちゃんに授乳していることにショックを受けたともいう。 体重4パウンド12オンスの赤ちゃんはヤンゴン中央女性病院に運ばれ、集中医療…

>>続きを読む

ミャンマーの中央仲裁評議会、補償金を減額

労働評議会による解雇した労働者に対する補償金の支払い命令を無視しているスチール工場は、最初の判決よりも低い金額を労働者に支払うと発表した。 Yar Shinスチール工場の上告にも関わらず、中央仲裁評議会は6月1日に命令の支持を決定した。 ヤンゴンHmawbi地区にある工場は、4月に危険性が判明した後、割り当てられた仕事を中止していた3人の女性労働者に対し支払うよう言い渡されていた。 2名のPhyu Phyu Win氏に228,000チャット、Cho Cho San氏に163,500チャットの支払命令である。 しかし6月の判決では補償額を下げ、最初の2人に対して114,000チャット、3人目に対…

>>続きを読む

綿密な調査に基づくヤンゴンの高層事業

ヤンゴン管区議会は昨日、議員が開発の見直しを示唆していることを受け、ヤンゴン政府が厳重に調査することが予想される2つの高層事業に関し協議を行った。 ヤンゴンで最も高いコンドミニアムは管区議会の「注目リスト」にある2つ建物の内の1つであり、事業の調査が完了する前にディベロッパーが開発を続けた場合、その事業は反対されると当局はいう。 管区金融、計画及び経済委員会の代表Sandar Min氏は、議会は高層建築を取り締まる法律や規制だけでなく市街地区計画を公表するべきであると提案した。 彼女によると34階まで完成すれば国で最も高い建物となるDiamond Inya Palaceコンドミニアムは、市街地…

>>続きを読む

NLDの汚職に対する取り組みは政府サービスに対する「賄賂」を終わらせることができるのか?

ミャンマーの新しい国民民主連盟(NLD)政府は待望の大規模な改革に挑むが、汚職よりも重要かつ扱いづらい課題はない。 数十年に渡る軍事政権下では、汚職が蔓延していた。最も単純な行政サービスにも賄賂が要求されることは一般市民の怒りを買い、さらに、国内でライセンスを取得し、ビジネスを行うには、賄賂が慣習となっていた。前Thein Sein政権中にこの状況に僅かな変化が見られる。 汚職撲滅は民主主義の実践であると共にNLDの典型的な信条である。大統領府大臣であるアウンサンスーチー氏は先日25,000チャット(23米ドル)を超える金額相当の贈り物を受け取ることを公務員に禁止し、ある与党議員はクリーンな政…

>>続きを読む
Next Page » « Previous Page