ミャンマー、「事業立ち上げ」環境改善

昨日公開された世界銀行のビジネス環境ランキングの「事業立ち上げ」部門において、ミャンマーは160位と、昨年の189ヶ国中189位という結果から急上昇した。 これは、同ランキングの中で最も改善した国となる。 総合ランキングにおいては、ミャンマーは167位となり、昨年から10位上昇し世界下位10か国を抜け出した。 しかし、アセアン諸国の中では最下位であり、アジアの中でもアフガニスタン、バングラデシュを除き最下位である。 世界銀行の年次報告書「ビジネス環境の現状:質と効率の評価(Doing Business 2016:Measuring Quality and Efficiency survey)」…

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怠慢なミャンマーのエンジニアを糾弾

業務上過失致死傷の罪を犯したエンジニアは、法律に基づく責任を負うほか同評議会から糾弾されると、ミャンマーエンジニア評議会(MEC)は発表した。 MECアシスタント秘書官のU Aung Myint氏 はミャンマータイムズに、職員は建設現場で起きた事故を調査し、現場エンジニアの責任が認められる場合、措置を講じる準備をすると述べた。 多くの現場では、MECにより公認された高いランクの専門的なエンジニア(PE)を雇っていない。「足場崩壊により死亡者が出たマンダレーの建設現場では、PEは一人も雇われていなかった。建設事業は非常に厳しい基準を必要とする。資格を有する担当エンジニア無しに事業を引き受ける企業…

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ミャンマーの押収された病院の投資家、MICに訴える

マンダレーの元Royal Rose 病院の敷地を市が押収し、ディベロッパーのCity Man社と都市開発委員会の間で、激しい議論が勃発した。 同社は2015年10月13日にChan Aye Thar San 地区で押収された建物と土地を取り戻すため、ミャンマー投資委員会に助けを求めた。 MCDC(マンダレー市開発委員会)は、ディベロッパーは市との30年間の賃貸借契約に違反していたと述べた。 投資委員会の回答は、市当局との交渉の奨励であった。 MCDCは、建物増床の要求と病院の運営は、当該土地に商業プラザと住宅を建設するという契約の条項に反するため行動を取ったと述べた。 MCDCは、建物を引き渡…

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ミャンマーの遺産修繕、新しい法律に基づき改善した

Merchantストリートと37thストリートの角には、白と黄色の塗装の剥離層の間にBurma Translation Society と書かれた情報省が所有する建物がある。 U Soe Myint Than氏は、25年間、同省の印刷・出版会社に勤めていた。彼は、この建物は歴史そのものだという。 「私が知る限り、アウンサン将軍はミャンマー文学を扱う公共施設の設置を検討しており、ウー・ヌ宰相の下1950年に建設された」。建物は修繕が必要であるが、まず初めに、政府から修繕費の承認を受けなければならない、と彼は述べた。 「修繕は政府予算で行われるが、大工や石工の雇用は私たちが行わなければならない。私…

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AGD銀行、利益下落のためIPOを準備

2014年に利益を大きく落としたAsia Green Development銀行は、間もなくオープンするヤンゴン証券取引所(YSX)における新規公開株(IPO)上場の準備をしている。 2014-15年会計年度の同行の純利益は1億1260万チャットであり、前年度の96億チャットよりも大きく減少したと、2015年10月24日に行われた第5回総会で言及された。 会長のU Than Ye氏は、業界競合は増しているため、当行は預金金利を上げ送金手数料を下げたと述べた。 AGDの年次報告書によると、「税引き前の純利益はごくわずかであ」り「正直に言うと、私たちは今年の成績に満足していない」。 結果として、同…

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ミャンマー政府、新しいオンライン統計ポータルを導入

ミャンマーはオンライン統計ポータルを導入し、データの公開に向けて新たな一歩を踏み出した。 韓国国際協力機関(KOICA)からの支援を受ける国家計画経済開発省の下の中央統計機関(CSO)により設立されたミャンマー情報システム(MMSIS)は、貿易、投資、人口統計、国民所得などを対象とした情報を収集する。 データベースウェブサイトによると、統計は、CSOとミャンマー国家情報システム(NSS)だけでなく、民間セクターからも収集される。 同サイトによると、「MMSISは統計データとメタデータを公共に提供するよう作成された」「これにより、様々な期間に渡る国もしくは地方レベルにおけるミャンマーの社会経済状…

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右ハンドル車、依然としてミャンマーの道路に残る

自動車の輸入を左ハンドル車に制限する新しい法律下において、既に使用されている右ハンドル車はそのまま使用を許可される見通しである。 何年もの間、ミャンマーは右側通行であるにもかかわらず、左側通行である日本の自動車を輸入していた。 新しい自動車法は、道路の安全性を図ることを目的として2015年9月7日に制定された。 しかし、輸入業者と販売業者は、既に国内にある輸入車への適用を懸念している。 そのようにはならないだろうと、道路交通行政局(RTAD)の局長U Lin Cin Mang氏は述べた。 既存の右ハンドル車を使用し続けることを無期限に認めるだけでなく、法律が制定される12月上旬以前に輸入された…

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タイ・ミャンマー合弁企業、証券取引所のブローカーライセンス取得

タイのブローカーとミャンマーの合弁パートナー企業は、もうすぐオープンするヤンゴン証券取引所のブローカーライセンスを取得した。 ニューヨークに拠点を置くブローカーのAuerbach Grayson & Companyは10月20日に、タイ子会社のKT ZMICOと現地パートナーであるKTZ Ruby Hill証券が12月上旬にオープン予定であるヤンゴン証券取引所のブローカーライセンスを取得する4つの外国ブローカーの1つであることを発表した。 今年初めから57社が引受人、ブローカー、ディーラー、アドバイザーのライセンスを申請しており、ライセンス取得者の発表は散発的に行われている。 発表は…

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ミャンマー中央銀行はもはや過去を振り返らない

何千もの米ドル受領及び保持ライセンスを取り消す中央銀行の決定の影響で、不安が大きく広がる中、当局は古い方法に戻る予定はないと上級職員は約束した。 6つの民間銀行が両替所を開設した2011年までの長い間、ミャンマー市民が外貨を保持することは許されなかった。 国が開かれて以来、ライセンスは銀行と両替所だけでなくホテル、航空会社、スーパーマーケットを含めた多くの分野の企業に与えられている。 しかし、先週、これら多くのライセンスが突然無効にされた後、非銀行系の両替所は閉鎖を余儀なくされ、米ドル保持が発覚した人は起訴されるという噂がソーシャルメディアや現地新聞などで飛ぶように広がった。 中央銀行外国為替…

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賃金抗争の調停失敗、Han Jen労働争議長引く

Han Jen 縫製工場で発生した労働争議は、5人の解雇された労働団体メンバーを再雇用し、補償金を支払うよう命じた仲裁機関の判断にも関わらず、解決には程遠い模様だ。抗議活動を行った労働者によると、仲裁法廷における2015年10月19日の決定は、彼らの八つの要求の内、一つしか認められていないという。 2015年9月23日にストを張った縫製労働者は、最低賃金を3,600チャットとすることが新しく制定されたことをきっかけに、工場管理者が手当や賞与を廃止したことに怒りを露わにした。労働者は、手当の削減によって、最低賃金が施行される前の自身の給料よりも最大で30%もの手取り額が減少すると述べた。 「失業…

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