事業の認証手続きにインセンティブが必要、とDICA局長は述べた

アセアンの全加盟国の中で、ミャンマーは事業登録数が最も低いという事実に実証されるように、事業の認証を奨励するためにインセンティブが必要である。
投資企業管理局(DICA)によると、ミャンマーで投資法が改正された1988年から、約71,000企業が正式に登録されている。
この数字は他のアセアン諸国の公式な数字よりも低い。しかしDICAの所長であるU Aung Naing Oo は、ミャンマーの企業の実際の数は公式の数字が示しているよりも多いと強調した。
「私たちは地域の中で事業登録数が最低であるため、会社登録手続きの迅速化と簡素化を行う必要がある。より多くの会社を認証することで、経済を押し上げる手伝いをすることができる」と彼は8月27日に記者に述べた。
人口約1,500万人のカンボジアは、156,200の企業が登録されている。人口6,700万人以上のタイは122万企業、約3,000万人の国民がいるマレーシアは113万以上の企業が登録されている。
人口が9,000万人以上いるベトナムでは370,000企業が登録されており、人口約200万人という小さなラオスでさえ、84,770企業が登録されている-ミャンマーより高い数字であるとU Aung Naing Oo は述べた。2014年の国勢調査の結果によると、ミャンマーの人口は5,149万人である。
登録費用が他のアジア各国と比較して高額であるため、多くの企業がミャンマーでライセンスを申請しないことを選択する。これは事業の認証の弊害となっていると、U Aung Naing Oo は述べた。ミャンマーの会社登録費は100万チャット(784米ドル)である。
「シンガポールでさえ、会社の登録費は100米ドルのみである」と輸出入企業のオーナーU Nay Lin Zinは述べた。申請は通常遅れ、登録手続きの一部として会社は事業構造を証明しなければならず、小規模企業にとって問題の一因となっていると、彼は付け加えた。
ビジネス関係者のU Myat Thin Aung は、費用は新興企業にとってとても高額であると述べた。「このため一部の企業は登録しないことを選択する」と彼は述べた。
しかしDICAは予算目標を達成するため今年登録費用を減らすことができなかったと、U Aung Naing Oo はメディアで話した。2016年度の国家予算には、会社ライセンス料の100億チャットも含まれていると、彼は述べた。
「今年度は同じ形態の下で続けるが、来年は変更することを検討している」と彼は述べ、DICAは中小企業のために簡易な手続き方法を設定することを検討していると付け加えた。
「私たちは可能な限り登録を簡易化しようとしている。私たちは来年度に、オンライン登録システムと小規模事業に対する優遇措置を導入する予定である」と彼は述べた。
DICAはオンライン登録サービスを提供するためにアジア開発銀行と協力し、1914年のミャンマー会社法の改正の制定を進めている。
これは会社登録システムを整えるための、広い取り組みの一部である。DICAは8月26日の国営メディアで、外国及び現地企業に対して、9月14日までに、事業を継続していることの確認文書を提出するようにと、発表した。
企業が依然として運営されているかを確認することが目的であると、U Aung Naing Oo は先週ミャンマータイムズに話した。「多くの企業が適切な報告を定期的に私たちに行っていない。それは企業が運営されていない可能性を示しており、私たちのデータが膨張していないかどうか確認する必要がある」と彼は述べた。
「もう一方で、悪意のある人達が意図的に、会社を設立し、税金を逃れ、適切な清算もせずに姿を消している。私はリストからそれらの企業を削除する必要がある」。
期限が過ぎた後、DICAに報告されていない事業はミャンマー会社法の第247条項に応じて、登録解除されると彼は付け加えた。
会社法はDICAに権限を与えており―通知手続きに従って―活動してない企業を解散させることができる。しかし依然として、遵守違反した結果に関して混乱が見られる。
本通知は、ミャンマー会社法のどの規定によるものなのかが明らかではない―実際、DICAが発行した通知の法制上の根拠は―違反企業がどのような結果に直面する可能性があるのか不明であると、9月2日に英国商工会議所のメンバーは述べた。
実行は非常に簡単であるが、期間が短い―通知書の日付から13営業日しかないと、弁護士は述べた。
(Myanmar Times 9月3日版 第8面より)