ミャンマーのBOT不動産の真相

多くの注目度の高い事業の不運な中止と、BOT (build-operate-transfer) 事業とディベロッパーに関して、誤解を与えるようなコメントが含まれていた2015年7月21日の「ヤンゴンBOT不動産販売に対する注意喚起」の記事が続き、ヤンゴンのBOT開発に関して混乱と誤った情報が生じている。国内のBOT事業を先導する事業のひとつである、ミャンマーセンターのディベロッパーでもあるHoang Anh Gia Lai(HAGL)を代表して、否定的な噂のいくつかを一掃する機会にしたい。
ヤンゴンには、Hoang Anh Gia Lai Myanmar Ltdにより開発されているThe Lake SuitesやThe Myanmar Centreのレジデンスのように、合法で、必要な機関から全ての許可を得て、問題なく機能しているBOTプロジェクトが多くあるというのが真実である。
非常に明確にしておこう:BOTは販売のための不動産ではない。長期間の投資であり、また、人々が、ヤンゴンにおいて、短期賃借の家賃のほんの一部で高い価値があり利便性の良い場所に住むことを可能にするライフスタイルの選択肢のひとつである。信頼性のある産業への投資と、新築で高級な不動産に住むことを希望する賃借人への転貸を考えている人々にとっての選択肢でもある。単なるコンドミニアムや住宅、土地の購入を越えた、より手頃な代替手段である。
長期の賃借投資は世界中で一般的である。例えばイギリスやシンガポールで、前払いで99年間の長期賃借でアパートを取得することは一般的である。関連する利点として、低価格であることと、不動産ディベロッパーに不動産の管理とメンテナンスの責任が残ることである。50+10+10年間のBOTシステムは、古くなったり更新の必要に応じて不動産の再開発を可能にするよう設計されている。
HAGLのミャンマーセンターは、信頼と透明性を促進している。BOTに関してすべての販売、マーケティングチームは確実に教育・訓練されており、そのため、顧客がその投資の利益と不利益について十分に認識していることを確実にできるということである。誰も、まず契約の内容を理解せずに数千万を費やすとは考えにくいので、HAGLはThe Lake Suitesの顧客の信頼を得るため熱心に働いている。何よりもまず、BOTレジデンスは、長期の賃借であるということを明確にしている。私たちは今まで一度もThe Lake Suitesを販売用のレジデンスとして宣伝をしたことはない。
予約が減少しているBOTディベロッパーもいるが、HAGLではそのようになっていない。実際、私たちは期待値以上に進んでおり、The Lake Suitesのペントハウスアパートメントは、ほとんど予約で埋まっており、空室待ちとなっている。私たちの開発事業の人気の隠れた理由は、確実に、私たちの透明性と国際的なディベロッパーとしての評判にあると信じている。
The Lake Suitesは、ヤンゴンのインヤー湖とシュエダゴンパゴダの美しい眺めを有し、近代的、快適で利便性の高い立地(バハン地区のカバアエパゴダロード沿いにある)のレジデンスに滞在する機会を、ヤンゴンの高騰する不動産市場においては、非常に手頃な価格の1sqf約230米ドルで顧客に提供している。市場での自由保有権(私有地)価格は、The Lake Suitesが提供する金銭的価値のあるアメニティ、メリット、価値を含まない状態で、1sqf 400米ドルから500米ドルに到達する価格で、一般的にかなり高額である。
また、賃借人には、転貸できるような柔軟性を与え、安定した収入を提供する。多目的利用不動産の一部として、私たちのレジデンスは一つの場所で、オフィス、レストラン、店舗、サービス、5つ星ホテルへの容易なアクセスを顧客と賃借人に提供している。私たちの賃借人が、自分たちで住むのか、他の賃借人に借すのかは、手頃なライフスタイルを選択するか、堅実な投資判断をするかによる。
HAGLは、(他のBOT事業の)住民やパートナーと同様に、長期的にミャンマーの将来に投資している。彼らの評判は境界線上にある。HAGLは他のBOTディベロッパーが先導企業に続き消費者に対して透明性を保つことで、投資家がさらに自信をもち、ヤンゴンの不動産市場は成長していくだろう。
(Myanmar Times 2015年 8月19日版 第8面より)