政府職員によると、マンダレーの5地区での水道メーターの導入に伴い、50,000人近くの人々に、水道水が供給されることになる。マンダレー市開発委員会(MCDC)は、ピジータゴン地区内では、8900の水道メーターを無償で設置すると述べた。
2000万米ドル以上の資金により、日本の国際協力機構(JICA)は、最初の段階として8300のメーター設置を支援する。残りの600ユニットは、市の機関であるMCDCによって設置される。
「JICAとMCDC間の合意に基づいて、同事業は、よりよい水供給システムを提供する。2017年までに、50,000人近くの人々に飲料水を供給されるようになる」とMCDCメンバーのU Kyi Tun は2015年6月5日にミャンマータイムズに話した。
Thin Pin Kone, Ga, Gagyi, Nga、Ngwe Taw Kyi Kone区に対してメーターが供給される、と彼は述べた。
JICAは、メーター設置の前に、地域で調査を実施したとJICAミャンマー事務所の中澤慶一郎事務所長は述べた。「ピジータゴン地区は飲料水が十分でない。これは借款ではなく寄贈で、私たちは(同プロジェクトにおいて)MCDCと協力していく」と彼は述べた。
MCDCによる水供給は、同地区の人口の5%しかカバーしていない一方で、都市部の4つの地区(Aung Myay Thar San、Chan Aye Thar San、Maha Aung Myay、Chan Mya Tharsi)にでは人口の70%に水道水が行き渡っている。
2020年までに市の住民の90%が水供給を受けることが期待されている、とU Tun Kyiは述べた。
もうひとつの250万米ドルの給水事業は、フランス援助機関の支援を受けてアマラプラ地区で開始される。
(Myanmar Times 2015年6月9日版 第5面より)