携帯電話の浸透、国の半分に達する

情報通信省によると、携帯電話の浸透率は50%以上に増大している。
国営のMPTは、ライバルの外国企業が急速に成長してはいるものの、依然として携帯電話市場を先導しており、市場のすべてのSIMの内65%を保有している。
MPTは2014年の8月にOoredoo及びTelenorが参入するまで、唯一の通信サービス提供事業者だった。2015年3月末の時点で、MPTは市場で1840万のSIMを保有し、Ooredooは330万、Telenorは640万のSIMを保有していると情報通信省の事務次官、カイン・マウン・テット氏は述べた。
2015年3月31日の時点で市場のSIMは合計2810万で、54.6%の浸透率であるということを表している。現在公開されている国勢調査の指数では、1年前の時点で32.9%の人々が携帯電話を保有していることを示している。
このデータは、MPT の市場占有率は65%で、Telenorは22%、Ooredooは11%であると解釈できる。TelenorとOoredooが国内での販売実績が1年に満たない一方で、これまで何年にも亘ってSIMカードを販売してきたMPTの先導は予測できる。
3つの主な通信会社は、現在全国で利用可能範囲を拡張する一方で、加入者の獲得に苦労している。これらの企業は、現在料金表を値下げしており、TelenorとOoredooはMPTよりも安い料金で提供している。とりわけ、Telenorは音声通話が1分25チャット、Ooredooは20チャットである一方、MPTは多くの番号で35チャットである。
同省の政府職員、ソー・トゥー・ター氏は、他企業による市場戦略に直接コメントを出せないと述べた。
「私たちは短期間で競争していない。長期間の競争をしている。」と彼は述べた。ソー・トゥー・ター氏は、MPTはSwe Tharのようなプログラムいくつか提供しており、人々は安くサービスを利用することができると述べた。
MPTは、日本の住友商事・KDDIと共同事業に関する契約を締結している。
(Myanmar Times 2015年6月2日版 第9面より)