観光規則及び規制が2019年1月に発表される可能性がある:ホテル・観光省

ホテル・観光省によると、観光業界に対する規則や規制を規定する条例が2019年1月に発表される可能性があるとのことだ。
条例の下では、観光事業者は省にライセンスを求める代わりに地域観光委員会に直接申し込むことができる。
2018年9月、下院議会が改正ミャンマー観光法を可決した後、ホテル・観光省は、利害関係者と協議して規約の起草を進めている。
新たな法律の下では、ホテル、 ゲストハウス、全国及び地域のツアーガイド、 観光関連サービス、国内向け、国外向け及び国内のツアーオペレーターにはライセンスが必要である。
条例は、ゲストハウスの運営を希望する者は地域観光委員会に申請し、3年間の許可を得なければならないと規定している。
「観光業は集中化しすぎることで後退する可能性がある事業である。だからこそ、地域や州は新たな法律の下で免許を発行するのだ」と、ホテル・観光省の元事務次官の Tint Thwin氏は先週ヤンゴンで行われた条例策定会議で述べた。
一部の事業主は、観光名所における入場料はミャンマーの通貨でのみ請求できるようにすることを求めた。
「一部の観光名所では、為替レートが不安定なため、ミャンマー以外の通貨で入場料を請求している。これはツアーオペレーターにとって問題となる。全ての観光名所がミャンマー通貨でのみ料金を徴収する場合、為替レートを安定させるのに役立つ」とミャンマー旅行協会連合の幹部である Maung Maung氏は述べた。
ミャンマー観光ガイド協会長 を務めるEi Thu Htut氏よると、ミャンマー観光ガイド協会の代表者らは、条例では地元のガイドだけがツアーガイドサービスの提供を認められていると主張しているという。
「我々は過去何年もの間、外国人ガイドが率いる国内ツアーをたくさん見てきた。 我々は新しい法律の明確な規定で我々のサービスを保護したい」と彼女は言った。
(Myanmar Times 2019年1月14日版 第2面より)