衣服品工場は労働者を再雇用しストライキ終了

ラインタヤー地区にある中国企業Cixing Knitting Factoryは2019年1月8日、労働組合主導者主導者でもある7人の解雇された労働者を再雇用することに合意し、約2週間のストライキが終わった。
「工場関係者は、以前の協定に従って我々を再雇用することに同意した。我々は今日から仕事に戻る」とストライキを行った労働組合主導者の一人であるTun Tun氏は、ミャンマータイムズに語った。
経営陣が予告なしに労働組合主導者らを解雇した2018年12月24日からおよそ100人の労働者が工場の正面玄関で抗議し続けた。
1月2日、工場関係者は、タウンシップ労働仲裁委員会による調停の後に7人の組合主導者を再雇用することを含め、労働者たちが出した17の要求に同意した。
しかし、工場は2019年1月7日、再び7人の主導者らを解雇した。 Myo Thant Zin氏によると、ストライキに参加しなかった労働者は7人の組合主導者を再雇用する決定に不満を持っていたという。
2019年1月8日、ラインタヤー地区で操業する他の15の工場から約350人の労働者がストライキに加わり、紛争を解決し7人の労働者を再雇用するよう経営陣に対して求めた。
「ミャンマーでは労働法が弱すぎる。組合主導者たちは何の予告もなく何度も解雇された。それが彼らの不満に同情し、ストライキを支持する理由である」と、ミャンマー連邦労働組合連合(CTUM)のタウンシップ事務官、Wai Yan Shine氏は述べた。
同日の夜、ストライキを行った労働者と工場経営陣が、タウンシップ仲裁委員会によって行われた調停会議に出席した。調停では、工場経営陣は解雇された労働者を再雇用すると約束した。
Cixing Knitting工場は2017年に、ヤンゴンのラインタヤー地区にあるShwe Lin Ban工業団地で操業を始め、現在300人の労働者を雇用していると考えられている。
(Myanmar Times 2019年1月9日版 第2面より)