シンガポールの上場企業Yoma StrategicはAntie Anneのソフトプレッツェルブランドをミャンマーに持ち込むためにUS Focus Brandsとのフランチャイズ契約を結び、数ヶ月の間にヤンゴンに初出店する。ミャンマーは現在、同ブランドがその存在感を確立していないASEAN最後のフロンティア市場のひとつである。
1988年に創業のAuntie Anneは、ベーカリー製品で知られる世界最大の手巻きソフトプレッツェルフランチャイズである。 同社は共同会見の場で、最初の店舗に続いて「今後5年間でより野心的な拡大が計画されている」と述べた。
ミャンマーは、アメリカのソフトプレッツェルフランチャイズの最新の進出国になる予定だ。 Auntie Anneは30カ国に1,800店舗を展開しており、タイ、フィリピン、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ラオス、シンガポールを含むASEAN地域で強い存在感を確立している。
政府による経済への失望的な扱い及び投資家の信頼感の低下にもかかわらず、近年、国際的ブランドがミャンマーに進出し、成長する消費者市場に参入するためにその存在感を拡大している。 2018年9月、ノースカロライナ州に本社を置くKrispy Kremeは、ミャンマーで初めてドーナツとコーヒーを販売する店舗をオープンした。 一方、米YAMA社によって運営されているKFCも最近、Bago及びSagaing地域に拡大し、ミャンマーのKFC販売店の総数は26になった。
ミャンマーの中流階級は2022年までに1000万人に達すると予測されており、同社の飲食事業は消費パターンの変化及び増加する可処分所得をターゲットにしているとYomaは述べた。
Yoma StrategicのCEOであるMelvyn Punは、焼きたての食料品の国内市場で「著しい成長」が見られるだろうと語った。
「多くの露店が伝統的なミャンマーの料理を提供しているが、象徴的な国際的ブランドの参入は地元の食べ物をただ豊かにする」。
Auntie Anneは、Yomaの飲食フランチャイズポートフォリオであり、KFCとLittle Sheep Hotpotに加えられる。 Little Sheep Hotpotの最初のフランチャイズは2018年末までにオープンする予定である。
同社は会計年度2023-24までに125の店舗にわたって6つの国際的及び地元のブランドを持つことを目指しているとPun氏は付け加えた。
(Myanmar Times 2018年11月8日版 第4面より)