政府はチン州におけるセメントプラント建設可能性を模索

天然資源環境省(MNRREC)はチン州のセメントプラントの建設を検討するにあたり詳細な事前調査と石灰岩鉱床の測定を行うため、海外及び国内投資家からの関心表明(EOI)を呼びかけている。
この事業の候補地はチン州のハカ管区に位置し、4,300ヘクタールに及ぶ。
天然資源環境省の広報担当者はチン州における事業の実現可能性を探るため、事前調査に関心表明を呼びかけていると述べた。
「この事業はチン州と国の両方に利益をもたらすことができる。州とその住民の発展を支援することになると信じている」と農業畜産鉱山の地域閣僚であるMang Hen Dal氏は述べた。
「事業の候補とされる地域が1日に5,000トンのセメントを生産するのに充分な石灰岩を有し、そこには潜在的な可能性があると予備的研究は示唆している」と彼は付け加えた。
チン州には現在セメントプラントや鉱山資源プラントが存在せず、この事業が実現すれば同州初のプラントとなる。
MNRECによると、11月末には国内もしくは国外投資家からの関心表明がある見込みである。
現在ミャンマーは州所有のものも含めて20数か所のセメントプラントを有する。
(Myanmar Times 2018年11月2日版 第7面より