ストライキ労働者、縫製工場の外で攻撃される

月曜日に、ヤンゴンのダゴンセイッカン地区にあるFu Yuen縫製工場の外で、ストライキ労働者の団体を約40人の男性が金属棒を振り回し攻撃した。
ストライキ労働者の代表は月曜日ジャーナリストに対し、26人の抗議者と通行人が工場前で攻撃されたと語った。6人が頭を怪我し入院した。
ストライキ労働者の代表者の1人Than Than Soe氏は、労働法に違反し暴力を行使した工場オーナーを非難した。
ストライキを行わない他の労働者が工場内に入っている間に、ストライキ労働者は男性から攻撃されたと彼女は話す。攻撃者は、工場で技術者により武装していたと話す。
「私たちのストライキは56日間続いており、不満は解決されていない。私たちはストライキを実施する権利及び監視役を務める権利を持っている」と工場の組合長Thet Htar Swe氏は話す。
名前を出すことを拒否したストライキ労働者の支援者は、警察が潜在的な暴力を事前に警告しているにも関わらず、警察は攻撃を防ぐための行動を十分に行っていないと非難する。
また、地区当局及びヤンゴン管区は、工場での紛争解決のために十分な努力をしていないと批判した。
約300人の労働者が、熟練労働者に対する昇給、今年早期に解雇された30人の労働者代表の再雇用、工場からの他の譲歩を要求している。
今年早期に工場の経営陣は、他の要求の交渉は構わないが解雇した労働者の再雇用には消極的だと述べた。
この2か月で労働活動は激しさを増しており、抗議行進がヤンゴンのダウンタウンで3度開催された。
管区労働大臣Zaw Aye Maung氏は先週メディアに対し、契約違反があったことを知っているにも関わらず、労働法の抜け穴のため当局は工場に対し措置を講じることに苦労していると話した。
Zaw Aye Maung氏は、工場オーナーは管区政府の解雇された労働者の再雇用要求を拒否したと述べた。
工場は、月曜日に抗議者に対する攻撃についてコメントすることを拒否した。
工場は生産を遅らせ会社規則に違反したことを理由に、8月20日に30人の労働者を事前通知無しに解雇した。
中国所有のFu Yuen縫製工場は2014年にダゴンセイッカン工業地帯に開設され、1,400人の労働者を雇っている。
また月曜日の朝に、抗議者に対する暴力への怒りから見知らぬ者により工場に石が投げ込まれた。
ヤンゴン管区警察は、暴力はストライキ労働者と出勤したい労働者との間で起きたと推測する。
ストライキリーダーとその支援者は警察に報告書を提出し、暴力の背後に隠れていると思われる人に対し措置を講じると述べた。
(Myanmar Times 2018年10月17日版 第3面より)