DICA、教育投資に関する追加ガイドラインを発表

投資企業管理局(DICA)は、ミャンマーの教育分野発展を構造化するための追加ガイドラインと仕様リストを発表した。
8月10日にDICAにより発表された同リストは計17項目を含んでおり、4月20日にミャンマー投資委員会(MIC)が、外国人が国内教育に投資することを完全に認める通知(No.7/2018)を発表した4か月後に発表された。
同通知は、私立基礎学校、技術、職業訓練学校、高等教育学校、専門学校及び政府により指定された学校への外国投資を許可する。
DICAの仕様リストは、さらに同分野への投資を合理化する。それには投資の種類、教育機関及び学生に提供される証明書に関するガイドライン並びに規則が含まれている。他の項目には、講師が必要な資格や経験、薬物やアルコールの使用の禁止、教師や学生の行動規範を定める規則が含まれている。
Capstine Education Consultingの共同創設者Thaw Zin Aung Gyi氏は、追加のガイドラインを承認している。「DICAにより発行されたガイドラインは包括的で、優れた学校を設立するための重要な要件を含んでいる」と話した。
彼はまた、DICAは入学した学校により発行される学位証明書や学位が国際機関の認定を受けているか、世界中の関連機関が認定しているかどうかについて調査すべきであると述べた。
「学生が教育機関に支払うとき、サービスだけにお金を払っているのではない。彼らは自身の将来と国に投資している。そのため教育団体や機関が金銭的報酬を求めミャンマーに来るのではなく、他者を助けることを望む者が参入することが重要である」と彼は見ている。
4月以降、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドの教育サービスプロバイダーがミャンマーの教育分野への投資に関心を示している。
8月11日に、Myanmar Strategic Holdingsはミャンマープラザに3店舗目となるWall Street English学習センターを開設し、800人以上の学生を収容する予定である。
この新たなセンターの開設は、2017年2月と12月にそれぞれオープンした1.2店舗目のWall Street English 学習センターの設立に続いている。ミャンマーにあるWall Street English は現在、2つのセンターで1,200人以上の学生を抱えている。
6月に、米国教育プログラムプロバイダーKaplan Inc.の子会社Kaplan Myanmar University Collegeがヤンゴンのピーロードにキャンパスをオープンし、大学学位プログラム、専門資格、MBAプログラム及び短期コースを提供している。
(Myanmar Times 2018年8月14日版 第5面より)