マンダレーで97人の縫製工場の労働者たちが、労働者にとって不利とみなされる、政府が作成した契約書への署名を拒んだため使用者によって解雇されたと労働組合長が8月5日に発表した。
Panda Textile and Garments factoryの業務執行社員であるDaw Zar Zar Latt氏は、雇用契約書にまだ署名していない300人の労働者に対し、彼らが秩序を無視し続けるなら解雇されるだろうと警告した。
「工場所有者からの一方的な提案だったので、我々は契約書に署名したくないのだ。8月4日、解雇され、仕事に戻ることを許されなかった。工場所有者が法律に反していることは明白だ。我々はそのことについて労働局に知らせたので、彼らの返事を待たなければならない」と彼女は言った。
その前週、150人以上の労働者が、契約書に署名を求める使用者の主張に対して抗議した。今回解雇されたのはその抗議に加わった者たちの一部である。
「我々は工場責任者の承認によって解雇された。交渉したが、我々が妥協できないとなったとき、解雇された。雇用契約書に署名をしない場合に労働者が解雇されるなどと労働法は述べていない」とDaw Zar Zar Latt氏は言った。
工場側は7月20日、労働者が雇用契約書に署名するよう強制する決定が使用者からではなく工場を運営している政府からのものであることを労働者に知らせるための通知を発行したと工場の総責任者であるDaw Tin Tin Shweは述べた。
「規則もまた工場内で組織された調整委員会と協力して設定される。1,000人の労働者のうち、約600人が21条の契約書に署名した」と彼女は言った。
この工場はPaleik No. 2 Factoryとしてかつて政府が運営していたが、2012年、民営化を要求し、2016年3月9日にミャンマー投資委員会によって毎年3億6,000万チャット(約245,432ドル)の 長期リース料で入札した。
(Myanmar Times 2018年8月6日版 第3面より)