使用者を労働者が訴える

マンダレーのPyigyitagun郡のティッシュ工場の労働者は、使用者が雇用契約に違反していると主張し使用者に対する訴えを起こした。
労働者組織の広報担当者Ko Myo Zawは、7月14日のマンダレー・メディア・センターでの記者会見で、合意の交渉が失敗したと言い、「友好的な解決策への取り組みが所管当局を仲介しても成功しなかったので、最後の手段は会社に対して訴訟を起こすことだ」と述べた。
使用者側は交渉の間4点のみに同意し、新しい雇用契約に同意することについては拒否したと労働者組織のリーダーであるU Tint Sweは言う。
「我々はその交渉中に要求の数を減らしたが、同意には至らなかった。労働者に対する強制的な異動や解雇などの労働法違反を理由に我々は企業側を相手取り訴えを起こす」と言い、2017年に使用者と労働者の元々の雇用契約が締結されたことを付け加えた。
労働者は、能力ベースの給与、原因なしに解雇されない権利、残業代金について会社と交渉していた。
工場の労働者のうち42人は使用者が雇用契約に違反していると7月2日から主張し抗議している。
雇用・技術開発法第39条では、契約違反の有罪判決を受けた者は、3ヵ月以下の懲役または罰金に処せられていると定められている。
契約書には19の規則と10の罰則が定められており、労働者によって署名されている。 しかし、雇使用者は契約書に署名していないと工場マネージャーU Aye Min氏は述べた。
この契約は管区内の労働事務所にも提出されていない。 労働者の要請は提出されているが、まだ遵守されていないと、U Aye Min氏は言う。
(Myanmar Times 2018年7月17日版 第2面より)