ヤンゴンのMyanmar Mayson Co LtdのGood Morning Breadの工場の労働者100人以上が、彼らの仕事に対する妥当な報酬を求めてストライキを行った。
ヤンゴンHlaing Tharyar地区のShwe Than Lwin工業地帯の工場で働くMa Kay Zin Phyさんは、6月22日に123人の労働者がストライキを行ったと語った。
「工場は改定された最低賃金に基づき1日4800チャットを私たちに支払うようになったが、報奨金の支払いをやめた。また手当も減らした」と、9年以上工場に勤めてきたMa Kay Zin Phyoさんは言った。
新しい最低賃金の制定による賃金上昇が始まる前に、経営陣は月の手当をK15,000チャットから10,000チャット (US$7.21)に引き下げたと労働者たちは言う。
「私は何年間も工場で働いてきたのに、支払われるのは4800チャットの基本給だけだ」と勤続13年のMa Zin Wai Lwinさんは言う。
現時点では工場から時間外労働に対して時間当たり1200チャットのみが支払われているが、ストライキ参加者は、減額された報酬の回復とは別に、これを1500チャットにするよう経営陣に要求した。
また、経営陣が以前1ヶ月間無欠勤、あるいは1日しか欠勤していない労働者に対して15,000チャットのボーナスを支払っていたため、15日間休業していない労働者に対して7500チャットのボーナスを支払うことも要求した。
工場の総責任者であるU San Lin氏は、「新しい最低賃金が発表されたときに手当やその他の報奨金を調整したが、 決して廃止したわけではない。経営陣が行ったのは労働者の手当を10,000チャットに引き下げたことだけだ」と述べた。
彼はまた、工場は労働者に車での送迎と食事を提供していると言う。
U San Lin氏は、経営陣はヤンゴン地域工場および一般労働法検査部門が要求しているように、時間外賃金として1時間1200チャット支払ったのだと述べた。
ストライキに参加した労働者たちは、地域の軍事紛争仲裁委員会に労働争議を仲介するよう要請した。
この製パン会社ではおよそ700人が働いている。
(Myanmar Times 2018年6月25日版 第3面より)