政府は、1月に全国三者委員会が勧告を出してから約4ヶ月の遅れを経て、1日8時間働いた場合の最低賃金をK4,800(US $ 3.60)または1時間当たりK600にすることを承認した。
移民人口省のU Nyunt Winは、新たな最低賃金は労働者と雇用者からの反対があるものの、月曜日に発効したと発表した。
彼によると、「最低賃金を改めるために長い間考慮したが、ほとんどの委員が同意した。 我々はこの金額が適切であると決定し、労働者には今後少なくとも改定された最低賃金と残業代が支払われるようになる」とのことである。
同氏はまた、10名以下の企業は新たに制定された最低賃金の影響を受けないと付け加えた。
ミャンマーの労働組合連合のメンバーであるU Myo Zawは、労働者は本当にK6,000の日々の賃金が必要であると言い、家族と共にまともな生活を送るためには残業を余儀なくされると述べた。
また、新たな最低賃金が適用された後、従業員の時間外労働時間を雇用主が減らすと労働争議が起こるだろうとも指摘した。
(Myanmar Times 2018年5月15日版 第3面より)