食品医薬管理局局長、賄賂で告発される

食品医薬管理局の局長は、研究所建設のための許可と交換に15億チャット(112万米ドル)相当の賄賂を受け取った疑いで犯罪捜査を受けていると汚職禁止委員会は述べた。
委員会は声明で、調査の結果、FDAの局長Than Htut氏は一部の当事者に恩恵を提供したのと引き換えに、不法なお金を受け取ったことを明らかにした。
Than Htut氏は、2016年に引き継がれた国民民主連盟政府の下汚職で告発された最高政府役人である。
彼は、先月大統領を引き継いだWin Myint大統領のもと汚職で告発された最初の役人であった。
金曜日に公開された声明で、賄賂は保健施設と建物の質の見直し及び建設のため使用された費用の見直しを求める抗議文を委員会が掘り下げた後発覚した。
汚職禁止委員会の初期調査では、2017年の保健省職員が保健施設の建設のための入札を確保するのと引き換えに、会社から住宅2棟、フェンス、プール、門の建設を求めたことが発覚した。
委員会のニュース発表では、建設会社と保健施設の名前は明らかにされなかった。同役人は汚職禁止法56条に基づき告発されている。
同法の条項では、贈収賄を犯した非政治的ポストの政府省庁の職員は、10年以下の懲役及び罰金が科せられると述べている。
今月早期に就任したWun Myint大統領は、汚職と戦うことを宣誓し、公務員の協力を求めた。彼はまた、贈収賄と効果的に戦う方法を議論するため今月委員会のメンバーと面会した。
ミャンマーは現在、透明性国際汚職認識指数で180か国中130位に位置している。
(Myanmar Time 2018年4月23日版 第2面より)