汚職禁止委員会、1か月に600件の不満を受け取ったという

汚職禁止委員会は毎月、国家資金の管理不備に関する苦情の手紙を、約600件受け取っていると土曜日、汚職禁止委員会のメンバーは述べた。
「委員会は人々の苦情や無駄にした国家収入に関し、1か月に600件の苦情の手紙を受け取っている」と委員会メンバーのKhin Maung Myint氏は話した。
委員会は同手紙を主な苦情内容ごとに分類し、関連省庁や管区政府に送り、調査を実施している。
「委員会は事件を提出できるよう、原告が提出した証拠を精査しなければならない」とKhin Maung Myint氏はいう。
1月に581件、2月に593件、3月に607件の苦情が委員会に送られてきた。これら全苦情のうち、15件のみが汚職禁止法に基づく告発につながった。
現在、8つのレターを精査中であると、汚職禁止委員会のメンバーLae Lae Thwin氏は話した。
これら苦情の中、500件以上の不満が内務省についてである。約300件のレターがそれぞれ司法職員、農業・家畜・灌漑省の汚職についてであり、約100件が民間企業についてであった。
委員会は手紙を関連部署に送り、その後これら機関の結果として生じた行動が公正かどうか確認すると、Lae Lae Thwin氏は述べた。
委員会メンバーHan Nyunt氏は、それぞれの手紙の調査結果を発表し、汚職問題のメディア報道を分析すると述べた。
委員会権限の更なる強化は、現在議院で協議されている汚職禁止法の改正が承認されるかどうかに応じるとHan Nyunt氏はいう。
「さらに効果的になるため、委員会は議会で議論されている汚職禁止法の改正の承認に依拠する」と彼は付け加えた。
(Myanmar Time 2018年4月9日版 第4面より)