世界銀行のビジネス環境ランキングで、ミャンマーは昨年から1つ順位を落とした事実にも関わらず、ネピドーは2020年には上位100位に国を押し上げることを繰り返し約束した。ミャンマーは2020年に上位100位に入ることを目標としていると商務省副大臣Aung Htoo氏は述べた。同省は2月1日に、ミャンマー商工会議所(UMFCCI)で副大統領であるMyint Swe氏及びビジネスリーダーとの会議中に約束した。国のランキング向上の任務の代表である副大臣は、関連省庁と協力し規制の改善及び事業環境の容易さのレッドテープを減少させるための改革について協議した。
彼が述べた対象のランキングは、以前作成された政府の政策を繰り返している。副大統領Myint Shwe氏は2017年7月に、ネピドーは次の3年以内にランキングを100位以内に押し上げたいと話した。
2020年までに上位100位を達成することは良い意味ではない。なぜならミャンマーは、印象的な進歩の代わりに、国民民主連盟下の過去2年間で指数は数値的に下落しており、約束がどのように実施されるかまだ分からない。
ミャンマーは昨年190か国中171位であった。政府が2020年までに上位100位以内の位置を確実にするといった目標を満たすには、国は毎年平均24位順位を上げなければならない。
ミャンマーのランキング
昨年公開された世界銀行のビジネス環境ランキングで、ミャンマーは全体的な事業の容易さで190か国中171位にランクインし、2016年よりも1つ順位を落とした。
国はスーダン(170位)とリベリア(172位)の間の地位を占めた。これは東南アジアの中で最低順位のティモールレスト及び太平洋地域を除き、アセアンメンバーの中で最低順位に留まっている。またティモール、バングラデシュ、アフガニスタンに続き、アジアの中で4番目に低い順位である。
経済は事業の容易さで1位から190位にランク付けされる。事業の容易さランキングが上位ということは、規制環境が国内で会社を設立及び運営するのに適していることを意味する。
昨年はミャンマーが2回連続で順位を落としたとして目立った年であった。国は以前よりも著しい改善を行い、2014年報告書の182位から2年後には167位へと飛躍した。しかし2016年には170位に戻り、さらに昨年は171位となった。
(Myanmar Times 2018年2月6日版 第7面より)