金輸出、ミャンマーで解禁

商業省(MOC)は月曜、金および金製の宝石と装飾品の輸出入は合法であると述べた。取引業者らはミャンマーで天然資源として採掘の金を海外のバイヤーに売ることができるようになる。これは国内外の取引者が関与できる合法的な金市場の確立のための政府の取り組みの第一歩となる動きであり、政府は税収増も望んでいる、とMOC審議官のKhin Maung Lwin氏は語った。
過去に禁じられていたミャンマーの金の輸出の許可をMOCが出すには実際に3年を要した。
今、金および金製の宝石と装飾品は、国境での取引のみならず、空路や海路での取引が可能だ。またこれは、金の国内需要が低迷した後の動きでもある。今後は国際市場による貴金属の需要の後押しが期待される。
また、国内外の市場の金価格上昇の動きとも一致している。国内市場の金価格は国際市場価格に固定されている。火曜日には金は0.2%上昇し、1オンス当たり1336.26ドルになった。地元では1オンス当たりの金の価格は約180万チャットだ。金価格は昨年12月、米ドルにおける軟調基調を理由とする5か月に及ぶ低値から上昇した。
アナリストによると、株価が正しく、またビットコインのような仮想通貨が規制圧力にさらに直面すれば、金価格が引き続き短期的に支持される可能性があるとのことだ。
(Myanmar Times 2018年1月24日版 第7面より)