ヤンゴン管区政府は、製錬工場に委託されヤンゴン住所を持つ自動車に許可を与えると、電気・産業・輸送・通信管区大臣Nilar Kyaw氏は述べた。
旧政府の下、関連当局は車の所有者は所有する車が20年以上前の型の場合、道路輸送管理局(RTAD)に車を委託しなければならないとの指示を発行した。国内生産車は、10年以上の場合委託しなければならない。
RTADに自動車を委託すると、所有者は委託の証拠として提供されたスリップを受け取った。このスリップは、受取人に重要な他の自動車を許可する。自動車がヤンゴン管区で登録された場合、RTADは新たな自動車にヤンゴンライセンスを与える。
他の州と管区では、所有者は各管区に関連するRTADに委託し、それに応じて登録する必要がある。
しかし、一部の所有者は製錬工場に自動車を送る前に、ヤンゴン管区に登録を変更していた。したがって、自動車は市内で登録されることになった。
「RTADは元々ヤンゴンではない車にヤンゴンスリップを発行していると聞いた。これらの車は不正に市に入れられ、渋滞を引き起こす」とMingalar Taung Nyunt地区の議員Yang Aung氏はいう。
2011年以前は、車の数は市内の道路容量と見合っていた。しかしそれ以来数は増え、道路インフラは車の増加に追い付いていない。それゆえに、道路は車で塞がれ渋滞が問題となっている。
議員は、ヤンゴンに登録を変更した車が市の渋滞をさらに酷くしていると述べた。
通常、RTADはヤンゴン住所に変更した自動車を許可すべきである。しかし問題は、タクシー及び自家用車がヤンゴンに住所を変更していることである。ヤンゴン政府はどの車が適切な経路を通らずに管区に入ったのか確認すべきであると、彼は付け加えた。
旧ヤンゴン管区政府は2015年1月以降、自動車が駐車場の推薦状を持っている場合、RTADは登録住所の変更を認めると述べている。しかしこのプログラムは昨年の4月から中止された。
Nilar Kyaw氏は、政府はシステムの悪用を調査し国家レベルの大臣と議論するべきだという。ヤンゴン政府は新たな車を輸入するため、ヤンゴン管区から委託された自動車の許可を提供するだろう。
(Myanmar Times 2017年12月15日版 第8面より)