中央銀行、外国銀行に輸出金融を提供することを許可

外国銀行はミャンマー中央銀行(CBM)により、輸出金融サービスの提供を許可される予定である。
運転資本へのアクセスを増やし現地輸出企業を支援することを目的としたこの動きは、中央銀行により月曜日発表され、ビジネス界からは歓迎された。
「貿易業界では、現地銀行が同業界の事業を支援するのに十分な資金サービスを提供することができないという。しかし私たちは、商品を手にしたときや海外から注文していた商品が到着した時に、外国銀行が支援を提供するのかどうか待って確認しなければならない」と現地及び国際市場でGeniusコーヒー生産流通事業を行うNgwe Tun氏は話す。
一方で、声明によると輸出金融に関連する他の銀行サービスを提供したい外国銀行は、依然として中央銀行の承認が必要である。
「外国銀行がこのようなサービスを提供することができるか予想するのは困難である。今のところ、外国銀行は承認を待っている段階である。私たちは中央銀行が当該サービスを承認するのを待つ必要がある」とミャンマー漁業製品加工業者及び輸出業者協会の会長Tun Aye氏はいう。
中央銀行は今のところ49の外国銀行に輸出金融サービスを提供することを許可している。そのうち、21銀行が事業を開始している。
しかし、外国銀行は依然として預金口座、現地送金及び現地企業への融資などの小売り銀行サービスを提供することを認められていない。
現在、輸出金融は卸売銀行ビジネスのもと許可されている。「それは中央銀行による非常に良い動きである。現地起業家は輸出金融及び一時的な運転資本のための貿易金融を必要としている。これらサービスが承認されることにより、輸出入起業家にとって非常に便利になるだろう」とミャンマー米連盟の副会長Soe Tun氏は述べた。
一部の現地銀行は現在、貿易金融サービスを提供しているが、資金額は影響を与えるのに不十分である。
(Myanmar Times 2017年12月13日版 第6面より)