ミャンマー独立弁護士協会(ILAM)は、他の全弁護士協会に1つの組織のもとに参加するよう呼び掛けたとILAM関係者は述べた。
「私たちは憲法及び不平等で時代遅れの法律を改正しなければならない。そのため、弁護士組織はILAMのように強く立つ必要がある」とILAMの議長Sein Win Chan氏はいう。
弁護士は、いくら彼らが正しくとも弁護士組織が脆弱であるため、影響力のある人や機関に直面した際よく事件で負けると彼は話す。全ての関連組織が再編成されれば、法の原則を維持するいい機会となると彼は話した。
「ILAMはデンマーク大使館の支援を受け、今まで以上に正義を守っている」と彼はいう。
2016年1月に発足したILAMは、ミャンマーで最初の独立した弁護士組織である。全国に4,000人以上のメンバーがいる。
ネピドーで12月2、3日に行われた中央委員会会議で、ILAMは組織をより効果的に強化することを促進するために、デンマーク大使館の支援を受け2021年までに財政の自給率を高める措置について協議した。
「ミャンマーの司法分野はデンマーク大使館の支援を受け強化され、ミャンマー司法の未来にとって良いことである」とデンマーク大使Peter Lysholt Hansen氏は月曜日に行われたILAMとデンマークの協定締結セレモニーで述べた。
デンマークは2016年からILAMを支援しており、人権委員会設立、戦略的訴訟に関する支援能力構築の提供、国際人権法及び弁護士の人権擁護能力促進のため憲法令状を支援している。
2017年から、それは法の原則及び人権に関するデンマーク・ミャンマープログラムの不可欠な部分となっている。
デンマーク大使でILAMの議長であるSein Win Chan氏は、ILAMの制度的発展のための協力を拡大し、人権及び法の原則を守る弁護士の能力を強化することで合意した。
「デンマーク大使館の支援を受け安定した組織を維持するために、ILAMにとって予算は不可欠である。その前までは、私たちは国際法律事務所組織の支援を受け立っていた」とILAMの書記官Thein Than Oo氏は述べた。
(Myanmar Times 2017年12月5日版 第4面より)