ホテル観光省は12月に、国内巡礼ツアー運営会社のため1年間のライセンスを発行すると同省の事務総長Myo Win Nyunt氏は11月30日に述べた。
「12月に発行される1年間の暫定ライセンスのため、国内巡礼ツアー運営会社9社から申請を受けた」と彼はいう。
観光省によると、申請者は適切なオフィススペース、区管理者により承認された書類、国内巡礼及びツアー運営者協会ライセンスを持っていることを証明しなければならない。
資格を得るためには、申請者は協会のメンバーである必要がある。同協会書記官Kyaw Min Hlaing氏によると、会員費は15万チャットで、年会費は3万チャットである。
暫定ライセンスの申請は10月に開始された。今のところ、少数の運営会社が協会のライセンスを持っている。
「300人の協会メンバーのうち、50人以上の運営者が書類を取得している。1年間のライセンスを取得するために、同書類が必要であることを他の人に再度告げている」と彼は述べた。
ほとんどの国内巡礼ツアー運営会社はライセンスなしに運営している中小企業であり、結果として旅行客と地元の人々との間で問題や誤解を招くことがあるとMyo Win Nyunt氏はいう。
「巡礼事業者の合法化と共により体系的になることを望んでいる。また政府は彼らからより多くの税金を取れるようになる」と彼はいう。
観光省は導入期間内に必要なライセンスを取得していない巡礼運営会社に罰則を科すことはないという。その後、新たな観光法に従い最高2,000万チャットの罰金、3年間の懲役またはその双方を科すという。
観光省によると、この1年間ライセンスのため投資企業管理局(DICA)に会社を登録する必要はない。
「DICAはホテル観光省により発行された暫定ライセンスを容認し、多くの国内巡礼ツアー運営会社は中小企業として会社を設立する余裕がないため、登録する必要はないとした」とMyo Win Nyunt氏は説明した。
改革以前は、各国内ツアー運営会社はDICAへの最初の登録なしに省にライセンスを申請することができないため、ライセンスなしで運営していた。
現在、省は国内巡礼協会との交渉後に、運営会社にライセンスを与えることができる。
この1年間のライセンスのために、申請者は観光省に50,000チャット支払う必要があり、毎年更新しなければならない。
現在、省はDICAに登録している20万チャット規模の旅行会社に対し、2年間のインバウンド及びアウトバウンドライセンスを発行している。
観光省によると今年5月末の時点で、旅行会社は2,550のインバウンドライセンス及び429のアウトバウンドライセンスを受け取っている。
昨年の国内旅行者数は710万人だったが、ライセンスを持たない運営会社は税金を支払わないため、政府は税収を逃した。
(Myanmar Times 2017年12月5日版 第2面より)