シンガポールで上場しているYoma Strategic Holdingsは、ヤンゴンの中心地に2つのハイエンド複合開発事業を建設する契約を、いくつかの外国建設会社と結んだ。
最初の事業であるYoma Centralはペニンシュラブランドの豪華住居、2つのGrade Aオフィスタワー、ビジネスホテル及びサービスアパートメントを備える予定である。同事業は、Yyoma StrategicとFirst Myanmar Investment社(FMIC)との合弁企業であるMeeyahta Development社、三菱、国際金融公社及びAsia Development銀行下のいくつかの企業のもとで開発される。
建設請負業者は、日本最古で最大規模の建設会社及び民間エンジニア会社の1つである大成建設及びDragages Singaporeとの合弁企業であるBTJV Myanmar社である。
2番目の事業であるペニンシュラヤンゴンは、ビルマ鉄道会社の旧本部で、高級ホテルに改修される。同事業は香港及び上海ホテル、Yoma Strategic 及びFMIC間の合弁企業である。
この事業は、Dragages Singapore及びYoma Strategic 間の合弁企業であるBYMAにより開発される。
両方の事業は、ヤンゴン中心部であるボージョーアウンサンロード近くの約10エーカーの敷地に建設され、2021年に完成する予定である。契約額の合計は4億米ドルを超える。
Yoma Strategic は2月にミャンマー投資委員会から承認を受け、建設工事は既に進められている。これには、FMI Centre及びGrand Meeyahta Executive Residencesの解体、テスト杭、雨水排水路、ボージョーアウンサンロード下の排水溝の建設が含まれている。
一方全ての窓、ドア、バルコニー、鋳鉄や他の建築物の解体、目録作成、保管などの保全作業は完了している。
Yoma Strategic とFMICの双方は、ミャンマーの大企業Serge Punにより管理されている。ヤンゴン証券取引所に上場しているFMICの株式は水曜日に、1株12,500チャットで取引を終えた。
今月早期に、Yoma Strategic はシンガポール証券取引所のメインボードに上場しているシンガポールの新設ファンドで、8,220万シンガポール米ドルを調達することを可能にする株式の引渡を成功に終えた。
収益は、同社の中核である不動産、自動車及び重機、顧客関連事業の成長を加速するために使用される。少なくとも半分は、パンライン不動産及びスターシティでの賃貸物件及び不動産の開発、ヤンゴンにある2つのDulwich インターナショナルスクールの開発を含むYoma Strategicの不動産事業に向けられる。
Yoma Strategicは実際不動産開発、自動車及び重機の販売、食品及び飲料の流通の3つの主要事業分野をミャンマーで行っている。また通信や観光などの幅広い分野にも投資している。
同社は2017年9月30日までの6カ月間で5,900万シンガポールドルの収益を得たと発表し、前年同期比38.6%の増加である。これは主にNew Hollandトラクター及びその他建設機器の需要の増加、ケンタッキー・フライド・チキン店からの貢献の増加に起因している。
結果として、当期利益は8.9%増の1,050万シンガポールドルとなった。
Yoma Strategicの株式は水曜日、1株49シンガポールセントで取引を終えた。
(Myanmar Times 2017年11月30日版 第7面より)