保健省は、より患者に優しいことを試みており、より多くのスタッフの雇用及び薬への投資にシフトする予定である。
わずかに減少しているが、今でもかなりの量の予算が依然として建物の改善に使われており、過剰に優先されていたと批評家は述べた。
2015年5月4日の記者会見で改革が発表され、医療部門の臨時局長であるMyiny Han医師は、650億チャットは4月1日に始まった2015-2016年度に公立病院に薬を提供するのに充てられたと述べた。5月1日に公開された省の計算によると、今年の部門の総計支出額は合計5千37億5千300万チャットで、2千968億チャットは資本的支出である。
昨年、保健部門は公衆衛生と医療の2つに分けられることが決定した。4月1日に分割が正式に行われた。
昨年の保健支出総合計は6,243億チャットで、今年は6,910億チャットに上がっており約670億、10.6%増加した。
予算の増加は公立病院患者数の増加を反映しているとMyiny Han医師は述べた。
「ヤンゴン総合病院では患者の数が、2008年の25,740人から2014年の62,478人に、ほぼ3倍に上昇している」と彼は述べ、混雑するので何人かの患者を教室に宿泊させなければならないと述べた。
彼は、ヤンゴン総合は病院のベッドを1500から2500に昇進させ、新しい備品を取り付けたと述べた。
国の至る所にある病院の数は2010-11年の897から1029に増えているにも関わらず、患者の数の増加は依然として利用可能設備を上回っている。
しかし省が改善を検討する余地は施設及び薬剤の供給以外にもある。患者から最も多い不満は医者及び看護師の官舎に対する取扱いであるとMyiny Han医師も認める。「医療従事者は患者の期待を考慮し、体調が悪いことを忘れてはならない」と彼は述べた。
新たに任命された省のsecretaryであるThet Khine Win医師は、サービス基準を改善する必要があることに同意した。
「スタッフの能力を上回る患者数が存在する」と彼は述べた。
保健省のU Sein Winはミャンマータイムズに、省は10万人以上の追加スタッフを雇用し、給料を上げるため増加した予算を使い、それだけでなく追加の医療必需品を購入したと話した。
今年早くに引退した省の健康計画部門の前所長New Ni Ohn医師は、今期は、政府が資金を無料の医薬品の提供及び古い設備の改善にシフトし、昨年はほとんどの資金を病院と地方の健康センターの改善に使用したと述べた。
彼女はこのシフトは一定の批判を受けたことを認めた。
これらの批判の一つは、Amyotha Hluttaw、上院のヤンゴン管区代表の医師であるU Myat Nyarna Soeによる。
彼は昨年ミャンマータイムズに、新政府は追加資金の大部分は省の管理ミスのため無駄にされたと話した。政府統計によると、健康計画、医療科学、医療調査、伝統医療、食品と薬物管理を含めた8つの部門を省は有しているが、2014-15年予算の88.1%は保健部門に費やされた。
「当該部門は多くのお金を新しい建築と古い建物の改装に使った」と彼は述べた。「しかし建物以外により多くの投資が必要である。例えば、私たちは医療供給、保健サービス、研究などを改善する必要がある。政府がなぜ建物ばかりに焦点を当てるのか理解できない。」
保健部門を引き継いだ医療と公衆衛生部門は今年の資金総額の大部分を受領し続ける。医療は総額の66.9%を得て、公衆衛生は25%を受け取る。
General Practitioner’s Societyの代表Tin Aye 医師は、政府は公衆衛生部門を通じて資金をより予防に使うべきであり、それにより治療費用を減らすことができると述べた。
「政府が多くのお金を医療治療に投資した場合、公衆衛生は改善しない。他国では予防により多くの公共資金を当てている」と彼は述べた。
「しかし、政府はお金のほとんどを新しい建物を含めた医療治療に使うと思われる。なぜなら、国民の目に見える有形なものであるからである。」
新医療部門のWin Oo医師は、依然として予算の多くを公立病院の改善のための資本的し出に予算がつくと述べた。
(Myanmar Times 2015年5月7日版 第4面より)