裁判所、拘留されたジャーナリストの訴えを聞く

先月国会議事堂外でのドローン飛行の試みに関与したマレーシア人とシンガポール人のジャーナリスト、運転手、通訳者に対して提出された2度目の事件の取り消しに関し、ネピドー裁判所は今日彼らの訴えを聞く予定である。
4人は10月27日国会議事堂外でドローンを飛行させようとしたとして2カ月の懲役を受け、11月10日にはミャンマー航空機法に違反したとして有罪判決を受けた。
シンガポール人のLau Hon Meng氏(43歳)、マレーシア人のMok Choy Lin氏(47歳)、それに現地通訳者Aung Naing Soe氏及び運転手のHla Tin氏は、有罪判決を受けた後ミャンマー中央のYamethin刑務所に送られた。
4人は罰金のみを希望し、請求された罪状を控訴した。
しかしミャンマー当局は明らかに、犯罪に関与した彼らに対し提出された2度目の事件に通じておらず、今回は許可なく国にドローンを持ち込んだミャンマー輸出入法違反として起訴した。
4人の被告人弁護士は、起訴への返答を裁判所に持ち込んだ木曜日に、2度目の起訴を却下する訴えを提出した。
被告人弁護士Khin Maung Zaw氏は、同じ犯罪で2度有罪判決を受けることはできないという原則を引用し、4人の被告人は今日裁判所の訴えに対する議論を提示するという。
「法制度上では、人を2度罰することはできない」と彼はいう。「彼らは既に最初の事件で罰を受けているため、次の事件の撤回を求める議論を提出した」。
Khin Maung Zaw氏は、裁判所が依然として訴えを却下する場合、必要に応じ地区裁判所、高等裁判所に行くと述べた。
Lau氏とMok Choy氏はトルコの国営放送局で放送されるTRTのラカイン危機に関するドキュメンタリーのため働いていた。

TRT Worldは、Lau氏とMok Choy氏は10月21日にジャーナリストビザでミャンマーに入国し、「10月27日までカメラやドローンを使用し様々な場所を撮影した」と話した。
ミャンマーにはドローンの使用に関する特定の法律はないが、当局は使用を制限している。
(Myanmar Times 2017年11月20日版 第2面より)