ローンを得るための援助を提供する新保険制度

Co-operative Bank(CB銀行)は国の中小企業(SMEs)に幅広い資金援助を提供できるよう、新たな信用保証保険(CGI)制度の開始の準備を進めている。
CGIは、余震条件で提供される商品やサービスの、事業顧客による負債の未支払いに対する企業を対象としている。
その開始の一環として、CB銀行は先週ヤンゴンMayangone のThiri Mon支店にSMEセンターを開設した。
「ミャンマーの中央銀行は、企業が必要要件を得るために必要とされる担保に基づき、ローンの種類を定義している。CGIにより、多くの中小企業がローンの対象となる。私たちは全国にSMEセンターを開設する予定である」とCB銀行社長Naw Al Phaw氏は述べた。
SMEセンターは、中小企業がローンを受けられるよう支援する。現在CB銀行は、CB銀行ローン、SME-CGIローン、SME-JICA ツーステップローン、SMEタームローン、CB-KfWローンを、ローンの種類に応じた様々な金利に基づき提供している。
CB銀行は2013年から2017年9月にかけて、3,000億チャット以上を1,300人以上の事業家に拡大した。
「CGIローンは多くの種類があるため、事業家を大きく支援している。現在この分野をさらに発展させるため、CGI法の草案の作成が行われている。法律が制定した後、信用保証会社を設立することができる」とミャンマー保険(MI)の支店長Khin Maung Win氏はミャンマータイムズに語った。
MIは初め2017年7月にCGIを開始したが、今までのところ大きな関心がなかったと、Khin Maung Win氏は語る。
CGIサービスは現在CB銀行、カンボウザ銀行、SMIDB銀行で260人以上の顧客に提供されている。3行のうちCB銀行は、CGIでカバーされる顧客数が最大の254人に達している。
 CGIは担保無しでの銀行ローン申請を希望している企業及び個人が利用することができる。担保無しのローンの場合、保険料は初年度でローン額の3%、2年目で2.5%、3年目以降は2%となる。
担保有りのローンの場合、保険料は初年度で2%、2年目で1.5%、3年目以降は1%である。
ローンの返済に失敗した場合、MIはローンの60%を銀行に補償し、一方銀行は不良債権としてローンの40%を受け入れなければならない。
このようなローンはCB銀行、KBZ銀行、SMIDB銀行Myanmar Shwe Saung銀行、Myanmar Citizens銀行、日本国際協力機構(JICA)で申請することができる。
このようなローンを申請したい者は、メンバーとしてSME発展センターに参加し、申請の推薦状を得ることができると、同部署のYi Yi Khaing氏は述べた。
ミャンマー中央銀行によると、ミャンマーの中小企業の最高金利は8.5%で、一般ローンの最高金利は13%である。
(Myanmar Times 2017年9月19日版 第6面より)