日本のENEOS自動車石油、潤滑剤がマーケットシェアを獲得する

日本のモーターブランドであるENEOSへの需要は、昨年のミャンマーへの進出以降、自動車市場の拡大に伴い、上昇している。
 ENEOSは、日本において少なくとも半分のシャアを占めており、日本最大手の石油会社であるJXTG Nippon Oil & Energy Corporationと合意の下、Myanma Golden Star’s (MGS) 子会社MGS Lubricant という複合企業として、下ミャンマーにおいて、販売している。
MGS代表であるThein Tun氏は、ミャンマー国内において、ENEOS製品の販売ネットワークを拡大するよう努力すると述べている。
2016年8月に初めて販売された商品は、現在、ほとんどの主要な事業所、備品販売店において利用されており、需要は増加していると彼は述べる。
「私たちは、ここ、ミャンマーにおいて、質の良い潤滑剤がいかに自動車エンジンを保護するか理解してもらえるよう、人々を教育する必要がある。
「国内市場において、質の良い製品を使用することは、必要である。ほとんどの地元消費者は、価格により重点を置いている。しかし、エンジンや車両装置を長持ちさせるためには、品質を維持することが必要である。
このブランドが、市場進出してから、およそ一年が経過した。私達は、より広範囲にわたる販売、マーケットシェアを目標としていると彼は述べる。
ミャンマーは、ASEAN諸国において、最も急速に自動車潤滑剤市場が成長している国であり、調査会社Solidianceによると、約7800リットルの既成潤滑剤がミャンマー国内において消費されている。
政府が、車両輸入政策を自由化したため、車両輸入は急速に増加している。結果として、同様に潤滑剤の輸出も増大している。現在、100以上の潤滑剤ブランドが、ミャンマー国内に輸入されている。
(Myanmar Times 2017年8月2日版 第7面より)