ミャンマー消費者組合(MCU)は、ヤンゴンにて、消費者の権利を保護するため、オンラインウェブサイト、モバイルアプリケーションを通じたオンライン消費者苦情システムを開始した。
消費者へのヘルプラインは、6月14日より開始され、アンドロイドとIOS携帯の両方から利用可能である。消費者は、食料、物品、食事、化粧品、サービスに関連する苦情を訴えることができるとMCU幹事であるMaung Maung氏は述べる。
「人々は、消費者苦情に関し、ホットライン番号に電話をかけない。それ故、このアプリケーションの構築に至った。オンライン苦情フォームは、商務省、取引促進消費者部門傘下にある消費者局の、政府のフォームに基づいている。」と彼は述べる。
ウェブサイトにて苦情を申し立てたい場合は、http://www.myanmarconsumerunionにログオンにし、「Tine Kyar Yan」(ミャンマーフォント)又は、英語書式に変えることもできる。そして、「消費者苦情フォーム」のボタンを押し、フォーム内の必要箇所を埋める。
電話にて、苦情を申し入れたい場合は、最初に、ミャンマー消費者組合モバイルアプリケーションをインストールする。そして、ウェブサイトと同様の手順を踏めばよい。「Thank you」のメッセージを受け取った時点で、苦情フォームが、MCUに無事に届けられたことを示す。
MCUは苦情を解決しない。MCUは、関連部門に苦情を送ることしかできない。MCUは、消費者と関連団体の仲介として機能する。
政府は、3年前の2014年、消費者紛争解決機関を設立した。
ミャンマーにおいては、3月消費者保護法が制定された。しかし、法律には、多くの弱点がある。よって、彼らはいまだに、それを改正している。
(Myanmar Times 2017年6月16日版 第5面より)