工場、廃水規制に従うよう促される

マンダレー工場地帯にあるいくつかの工場は、依然として排水処理の規制に違反していると同管区の環境保全部署は述べた。
同部署副部長Thant Zin Tun氏は、同問題は昨年5月に4つの酒蒸留所が検査を受けて以来進行中であるという。
調査官が12月に再び検査を行った時、2つの酒蒸留所が閉鎖を命令された。
「天然資源及び環境保全省により発表された規制によると、酒蒸留所を含む工場で処分された廃水は、1リットル当たり50ミリグラムのBOD(生化学的酸素需要)値を超えてはいけないと規定されている。
「だが私たちが廃水を検査した時、BODは酒蒸留所で1リットル当たり17,000から20,000ミリグラム、革製品工場を含む他の工場は1リットル当たり1000ミリグラム以上だった」。
「工場は規制に従うよう言われていた。だが違反した。私たちは彼らに伝え、教育している」とThant Zin Tun氏は月曜日に話した。
同部署は意識づくりと教育を提供することに焦点を置いている。部署は製品と労働者の問題を防ぐため、違法な工場を閉鎖することに消極的であった。
当分の間部署は検査を実施し、状況に応じて管区の保管庫を最新の状態に保つ。
3月3日にマンダレーの市長Ye Lwin氏はマンダレー開発委員会(MCDC)オフィスでマンダレー工業地帯の起業家と面会し、工場運営者にたとえ事業が中止されないにしても、廃水基準に違反した場合苦しむ人がいると警告した。
水、衛生部署のMCDCメンバーMyint Myint Than氏は会議中、60の工場のうち3つが水処理施設を持っていたと話した。
廃水問題はDokhtawaddy川の汚染を引き起こしており、近くの村がこれにより苦しんでいる。
Nyaung Ni Pin村の村民Nyo Gyi氏は、工業地帯からの廃水はアマラプラ地区Nyaung Pin Sauk村を通って川に捨てられているという。
「川の南に住んでいる村人は汚染の影響に直面している」とNyaung Pin Saukの近くの村の男は訴える。
「川の水は悪臭を放っている。何も変わっていない」と火曜日にミャンマータイムズに述べた。
(Myanmar Times 2017年4月27日版 第4面より)