計画財務省の職員によると、今月の昇給の期待は公務員の夢物語になる可能性が高いという。
同省の職員は、公務員の給料を上げるという推薦は国家予算の議論中議会で行われることはなく、2017-18年度が始まる今月から給料が上がるという噂を否定した。
「これに関する指示書は発行されていない」と職員は昨日ミャンマータイムズに語った。
銀行・通貨問題開発委員会の委員長を務めるザガイン管区Palae地区選出のKhin San Hlaing下院議員は、現在の国の財務状況を考慮すると、政府職員の昇給は不可能であると述べた。
「ミャンマーは財政赤字を記録しており、国営企業は損失を被っている」。
「このような時に昇給を望む公務員は不可能であると私は考える」。
「給料を引き上げる推薦はない。政府には現在そのような余裕はない」と彼女はミャンマータイムズに語った。
農業・家畜・灌漑省のSwe Tint部長は、昇給は現在の状況の下では実現する可能性は低いと述べた。
マンダレー管区Aung Mye Tharzan地区選出のHla Moe下院議員は、昇給の噂は政府と公務員間の不和を作る目的があったと述べた。
「噂は公務員に抗議を促している」と議会権利委員会の書記官はいう。
ミャンマー―タイムズは大統領府の長官Zaw Htay氏からのコメントを得ようと何度も試みたが、成功しなかった。
公務員の給料は、Thein Sein政権最後の2015-16年度に上がったのが最後である。
その年の昇給は劇的で、一部の高官は給料が2倍になった。
最低昇給規模では75,000チャットから120,000チャットに引き上げられた一方、長官や取締役は最大規模250,000チャットから500,000チャットに改正された。
軍人の給料規模も最低規模では75,000チャットから120,000チャットに引き上げられ、防衛業務の指揮官などは最大規模で120万チャットから300万チャットと大幅に引き上げられた。
また遠隔地にある110の地区の公務員は、旅行手当を受け取った。
2012年に内閣は公務員に手当として30,000チャットを与えた。また日払い労働者には1日1000チャットの追加手当が与えられた。
翌年には、政府は20,000チャット給料を引き上げた。一日の賃金は1,700チャットに上昇した。
2014年に給料は再び20,000チャット引き上げられ、1日の賃金も1,700チャットから2,000チャットに上がった。
(Myanmar Times 2017年4月6日版 第2面より)