2016年12月1日の時点でビザ代は、いくつかのケースで100%上がると出入国管理省は発表した。常任秘書官Myint Kyaing氏は、海外にあるミャンマー大使館は既に料金変更の通知を行っていると話した。
価格を引き上げることによって、出入国管理省は、一般的にミャンマーよりも料金が高い他国と同様にビザ代を徴集する狙いがある。料金の値上は、無料の外交官ビザを除く12種類のビザに影響を及ぼす。
「ミャンマー市民は海外に旅行に行く際、この種のビザ料金を支払う必要がある。ミャンマービザは国が制裁下にあった時、観光客を引きつけるため非常に安価だった。現在観光客数は上昇しているため、私たちは国際価格に変更すべきである」とMyint Kyaing氏はいう。
28日間の観光ビザは25ドルから40ドルと約2倍となる。70日間のシングルビジネスビザは50ドル、3か月間のマルチプルビザは200ドル、6か月間は400ドル、1年間は600ドルとなる。70日間の社会ビザは50ドル、3か月間のマルチプルビザは150ドルに、12カ月間は450ドルに上昇する。宗教目的の入国シングルビザは70日間で50ドル、3か月間のマルチプルビザで200ドル、6か月で400ドル、1年間で600ドルである一方、ジャーナリズム・メディアシングルビザは3か月間で50ドル、6か月間で400ドル、1年間で600ドルとなる。ワークショップ、協議、会議、調査のためのビザは28日間で40ドルである。
Myint Kyaing氏は、ミャンマー国内でビザを延長するための申請が可能になると付け加えた。
(Myanmar Times 2016年12月2日版 第5面より)