Taninthariyiの2つのカジノ、政府監視下に

Taninthariyi管区の最南Kawthoung地区にある2つのカジノリゾートは管区政府の監視リストに入っていると、先月ダウェイで実施したミャンマータイムズの取材に対し副大臣は答えた。
Thahtay島に1800エーカーの敷地に及ぶGrand AndamanリゾートとTreasure島にあるVictoria Entertainmentリゾートは、ギャンブルが禁止されているタイからの訪問客をターゲットにしている。
カジノはミャンマーでも禁止されているが、Taninthariyi海岸や特にシャン州のMuseとMong Laといった中国との国境沿いには存在する。他の町には小規模の民間ギャンブル施設もある。
両カジノは1990年代から営業しているが、国民民主連盟は1899年ビルマギャンブル法に基づき適法に運営されているかどうか確認することに注力していると管区長官Lae Lae Maw氏はいう。
「私たちは前政府が彼らに対しどのような営業を認めていたか知らないが、確認のためすべての合意書を英語からミャンマー語に翻訳している。(スロットマシーンで使用する)コインを使うギャンブルの提供のみが認められている様に思われる」。
管区政府はカジノが違法営業だと分かった場合、営業停止を強制することは出来ないが、ギャンブル法に基づく厳しい制限を課すことになると彼女は言う。彼女は既に経営者との交渉を開始しているという。
「私は既に交渉のため、Grand AndamanリゾートのオーナーKyaw Lwin氏と面会した。契約では小規模ギャンブルのみ扱うことができる。一日当たり200人の人が多額の資金をギャンブルにつぎ込むため島を訪れることを認めていない」と彼女は指摘する。Grand Andamanリゾートは、タイのRanong市からボートで数キロのところに位置する。
「彼はまた投資における問題も抱えている。私は更に対話を進める必要があると思う」と彼女はいい、リゾートは満室に十分な観光客の誘致に苦労しているようだと臭わせた。
Lae Lae Maw氏は、管区政府はカジノオーナーを訴えたいわけでもなく、20年以上も経過した今になって事業停止を強制したいわけでもないという。管区政府の統計によると、カジノリゾートはそれぞれ政府に所得税として年間2億5,000万チャットを納めている。
Grand Andamanリゾートの社長Myo Win Than氏は、前政権は観光客増加のためカジノ営業を許可していたという。
「Taninthariyi管区長官は私たちに、運営が1899年のギャンブル法に従っていない場合、私たちは法令に従うべきでありうよう努める、地域の他の事業がうまくいっていないことから、Kawthoung地区の観光業推進の一助となるべきだと求めた」と述べた。
「彼女はカジノを閉鎖するとは一度も述べていない。私もまた、購入したばかりの事業をすぐに停止することはできない」。
同リゾートはタイに拠点を置くUnion Farm Engineering社によって運営されていたが、2014年にミャンマー企業が買収している。
同社は昨年7月に1,214億米ドルの投資額でミャンマー投資委員会の承認を受けている。
「20年以上にわたる観光を後押しする同パイロット事業は、政府自身により開始された。2015年に私たちがリゾートを購入した時、50年間の営業ライセンスを与えられた」とMyo Win Than氏は述べた。
リゾートの従業員は900人以上おり、他の地元企業もカジノ事業に頼っている。Victoria Entertainmentリゾートはすぐにコメントを出すことはなかった。
(Myanmar Times 2016年8月8日版 第9面より)