食品医薬管理局(FDA)から農業の食品安全検査サービス局に規制管理が移管されたことに伴い、ミャンマー貿易事業者はナマズ及び他のナマズ目の魚の米国への輸出を18か月間許可されることとなった。
同期間中、FSISは、全輸出事業者が新しい規則を理解しているか把握するため新たな検査プログラムを実施する。
3月1日に18か月間の移行期間が始まって以来、国内の輸出事業者は準備に追われているとミャンマーエビ協会の副会長Soe Tun氏は述べた。
「輸出業者は輸出商品の品質に責任を持っている」、米国はミャンマーから輸出されるナマズが何トンに上るか関心を寄せていると語った。FSISは既にナマズ製品の輸出の資格を持つ13のミャンマー企業の名前を発表している。
移行期間の間、FSISはナマズとナマズ加工品の輸入の発送の一部を検査する。この検査規制は米国の漁業者を保護することが目的であるとミャンマー漁業連合の代表Han Tun氏はいう。
ミャンマーは前テインセイン大統領政権時代に、国に対する多くの経済制裁が緩和されて以来、米国への水産加工品の輸出が許可されている。
ミャンマーの米国への水産物輸出はまだ発展しておらず、ベトナム、中国、バングラデシュ、インドといった近隣諸国にシェアを許しているとHan Tun氏は語る。
ミャンマーの水産物は主にイギリス、EU、中東、カナダに輸出されている。
移行期間が終了する2017年9月、ミャンマーが米国へのナマズの輸出を続けるには、検査基準システム向上させ、それを示す適切な書類を提出することが必要となる。
(Myanmar Times 2016年 4月25日版 第9面より)