YCDCオンラインサービス不人気

ヤンゴン開発委員会の電子政府システムは、ビジネスライセンスの申請と納税をオンラインで行えるものとして2年前に開始した。しかし、職員によると利用者はいないようだ。
YCDCの管理部局長Soe Min Naing氏はミャンマータイムズに対し、我々は2年もの間システム利用者を待ちわびていると語った。
「私たちは新聞とCity FMでこの新しいシステムを宣伝したが、未だに利用者はおらず、窓口に出向く人ばかりである」「オンラインで行えば、より簡単に短時間で済むのに」と取材に応じた。
2013年以来ほぼアイドル状態のそれほど新しくないこのシステムは、関連手続きの手間と時間を削減し、多くの汚職の撲滅にもつながると彼は考える。
「古いシステムでは1か月の時間を要していたライセンスの延長は、現在2日以内でできる。地区オフィスでの手続きは、受付後、職員がオンラインで行っているのが現状だ。電子システムを使用するのは官僚だけである」と彼は付け加えた。
現在YCDCは手続きをさらに迅速化するためにAyeyarwady銀行とCity Development Committee銀行のリンクを貼ったウェブサイトで新たに告知を行い、さらにリンク先を増やす予定である。遅れの原因は遅いインターネットシステムのみであり、人々が使用しない理由もこれであると彼はいう。
オンラインサービスの利用増加は職員に時間の余裕を持たせることになり、他のサービスを提供できるようになるとSoe Min Naing氏は語った。
詳細はwww.ycdc.gov.mmまたはYCDCの管理部署直通電話01-38209まで。
(Myanmar Times 2016年 2月12日版 第12面より)