Meiktila大学の学長は、建設会社から約1,100万チャットの賄賂を受け取ったとして起訴されている一方、逃亡の恐れが伝えられている。
大学の新校舎の建設を引き受けたMDC Construction社からの訴えを受け、汚職防止委員会はKo Ko Kyaw Soe氏に対する訴訟を開始した。同委員会によると賄賂は幾度も要求され、同社は合計1,090万チャット(8,410米ドル)を支払ったという。
伝えられるところによると、同社は2014年度に大学と契約を結んだ。
Ko Ko Kyaw Soe氏は現在、逃亡罪によりマンダレー管区裁判所に対し追加起訴されている。
「彼は裁判にかけられる前に自宅からの逃亡を図った」とネピドー汚職防止委員会の広報担当者Than Aung 氏は述べた。
Than Aung 氏によると、同委員会が彼の汚職への関連を確認したことを受け、当局は先月ヤンゴン大学の教員寮から学長の家族を移動させたという。
「私たちはマンダレー管区裁判所から、元学長である容疑者の逮捕を認められている」とMeiktila地区警察署長のKyaw Moe Aung氏は述べた。
Meiktila大学の教員寮で暮らすThein Min氏は、同様の不正行為に関係した者に対する措置はまだとられていないという。
「私は本件に関わる人すべてに対して、(汚職防止委員会が行動を取り)法による処罰がなされることを望む」。
彼が言うには、利益を享受し親密な関係にある建設会社が、学長に全ての責任を押し付けている可能性がある。
Ko Ko Kyaw Soe氏と彼の家族はコメントを出していない。MDC Construction 社もまたコメントを控えている。委員会は、同社は告訴されなかったと伝えた。
2014年3月に15名による委員会が設立された以降、警察、裁判官、土地調査官、学長などの公務員と政府職員合計9名が、汚職禁止法に基づき告訴されている。彼らの内4人が逃亡中であるとThan Aung 氏は述べた。
国際的な監視団体Transparency Internationalの報告書によると、2014年、ミャンマーはアジア太平洋地域で汚職が多い国3位にランクインしており、全世界で見ると157位にランクインしている。
(Myanmar Times 2015年 1月14日版 第5面より)