Han Jen オーナー、労働者代表の再雇用要求を無視

ストライキが起きたHan Jen縫製工場は、ストライキを行ったため解雇した労働者の再雇用するように求めた現地労働局職員の要請に従わなかった。ヤンゴン管区労働局の副局長であり、労働争議仲裁評議会のメンバーであるLwin Lwin Myint氏は昨日ミャンマータイムズに、同工場に中央仲裁評議会の決定を通知したと述べた。
ヤンゴンのShwe Pyi Tharにある工場の1000人以上の縫製労働者が、最低賃金法の導入後同工場が手当を削減したことを受け、2015年9月にストライキを行った。労働者は最高30%給料が減ったと訴えた。
他の工場も2015年10月の3600チャット の最低賃金の導入後に同様の措置を取っており、各地で労働争議が口火を切った。同氏によると「Han Jen社は、地区評議会の要請に応じない姿勢をみせており、労働組合の会長Kyaw Kyaw Myint氏もまた、同評議会の要請が不十分だとして裁判所に通告した」。
労働者のほとんどが仕事に復帰したが、オーナーは5人の団体メンバーの復帰を拒否していると、組合会長Kyaw Kyaw Myint氏は述べた。
同氏は「工場オーナーは評議会の要請に従っていない。これにより刑務所に入れられるべきだが、処罰はたったの罰金100万チャットのため彼らは気にしていない」と述べ、労働局による和解の提案は一切なかったと付け加えた。
コメントを得ようと連絡を取ったHan JenマネージャーのKo Phyu Htwe氏は、旅行中であり、最近の状況を把握していないと回答した。
「3600チャットでは、十分に食べることも出来ない」とKyaw Kyaw Myint氏は主張する。
(Myanmar Times 2015年 11月13日版 第6面より)