みずほ銀行、ミャンマーのティラワSEZに2店舗目をオープン

日本の銀行であるみずほ銀行は、ミャンマーで2店舗目を開設する初めての外国銀行となる。同銀行は今年初めヤンゴンに支店を開設している。
広報担当者によると、同銀行はティラワ特別経済特区に駐在員事務所を開設するための承認を得られたという。
昨日、みずほ銀行は年内の事務所開設を目指していると公表した。
この公表によると、「ミャンマーで2つ目のみずほ銀行オフィスであり、ティラワSEZ内で外国銀行により開設された最初の事務所である」。
ミャンマーでの営業を認められた9つの外国銀行は、1つ以上のオフィスを開設することは認められていない。
しかし、この新しいオフィスは支店ではないと、広報担当者のMie Mie Nay Min Win氏はミャンマータイムズに回答した。
「これはSEZにいる顧客のためのデスクである」と彼女は述べ、同銀行は国内のどこであろうとデスクを開設するための許可の申請は行わなかったと付け加えた。
「私たちはミャンマーで日本の事業を推進するために、政府間事業であるティラワSEZにオフィスが必要だった」。
ティラワはヤンゴンから南23キロメートル(14マイル)のあたりに位置し、ミャンマーで初めての特別経済特区であり、ミャンマーと日本の合弁事業でもある。
9月に、事業の第一段階がゾーンAにおいて進められた。このゾーンAは400ヘクタールの広さがあり、全体で2,400ヘクタールあるうちの一部である。
現在のところ、多業種にわたって40社以上がティラワに店舗を設立しており、みずほ銀行は企業数の増加を予測している。
昨日の発表で同銀行は、新しいオフィスはミャンマーの産業や金融市場の更なる発展に貢献するだけでなく人材育成にも貢献すると伝えた。
今年、9つの銀行がヤンゴンに支店を開設した。タイのバンコク銀行、日本の東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、中国の産業商業銀行(ICBC)、マレーシアのMaybank、シンガポールの Oversea-Chinese銀行(OCBC)、United Overseas銀行(UOB)である。
ミャンマーでは今日まで50年以上もの間、外国銀行は開設されてこなかった。
運営は、外国事業、現地と外国間の合弁企業、現地銀行への融資に限られている。外国銀行の支店は、更なるサービスを提供するために現地銀行と協力することができる。
(Myanmar Times 2015年11月3日版 第11面より)