ンゴンは(高さが)高くなっているが、その仕事はいつも良い状態で行われているわけではない。
空前のヤンゴン建設ブームは2012年に始まったが、適切な建設を確実に行うために必要な熟練の専門家を見つけるのに、建設業者は苦労している。
高層建築品質管理委員会(CQHP)は、12階以上の建物の監督を担当している。「私たちはすべての事業を確認し、その中で最も多く判明したのは、非熟練労働者と安全面での脆弱さである。私たちの基準を満たしていない建物がいくつかある」と、委員会の会長U Khin Maung Tintは述べた。
CQHPは、安全でない建設の写真と記録をヤンゴン開発委員会に送ると、彼は述べた。
CQHPの主な役割は、安全ではない建設事業に対する取り組みでYCDCを支援することだが、欠点を修復するためディベロッパーに警告もする。委員会は2003年に結成された。
YCDCは、12階建て以下の建物の確認を担当している。
現場での健康と安全について、法律上で明確にしてほしいとディベロッパーは述べた。
いくつかの大企業は安全性、適切な建設技術、資材を有しており、知識を向上するために取り組んでいる。
「大規模ディベロッパーと外国建設企業はよく、良い安全システムを取り入れているが、現地請負業者や小規模ディベロッパーは、職場の安全性は経費がかかるとして、安全性の確保については自身に都合がいいように行っている」とAsia Constructionの社長U Yan Aungは述べた。
彼は、不足している予算で実施している現地企業にとって、安全靴、ゴーグル、ヘルメット、ブーツなどの基本アイテムは高いと指摘した。
だが、現地の傾向は変わるだろう。2人の人が亡くなりその写真が広くソーシャルメディア上でシェアされた、6月に起きたマンダレーでのホテルの足場崩壊といった最近の有名な出来事を専門家は挙げた。
ミャンマーエンジニア評議会の常任書記官Daw Si Si Thanは、現時点で評議会が出来るベストなことは、建設事業の脆弱さを指摘することで、それを体系的に実施しようと試みていると述べた。将来的には、高層ビルで働く資格を持つ現地のプロのエンジニアの数を増やすことに取り組みたいとしている。
(Myanmar Times 2015年8月27日版 第9面より)