MIC今年度に123社を承認する

MICの秘書官 U Aung Naing Ooによると、6月にミャンマー投資委員会(MIC)により15の現地及び外国企業が承認を与えられ、今年度で合計123の企業が承認されたことになる。
「現地の雇用機会を生むことは今年度の主要重点事項であり、MICは他セクターの企業よりも委託製造業者を多く承認した」とU Aung Naing Ooは述べ、他セクターの投資もまた承認されたと述べた。
先週の投資企業管理局(DICA)の発表によると、承認が与えられた委託製造業者は今年度これまでのところ35あり、許可が与えられた合計数の43%にのぼる。
委託製造業者協会の会長U Aung Minは、「委託製造業への投資に必要とされている資本は製造業より低い。その上彼らは市場で自社製品の流通を心配しなくてよい。同部門の外国投資のほとんどは韓国及び中国からである」と述べた。
MICは、4月1日に始まった今年度に承認が与えられた45社も含め、承認のほとんどが農業生産、家畜生産、木造家具製品、食品製造を含めた製造業の企業である、と発表で述べた。
今年度の最初の3か月間で39の現地企業、41の現地、外国間の合弁企業、32の外国投資、11の外国会社、政府間の合弁企業がビジネスを行うことを許可された。
石油及びガス採取事業は政府と国際企業間の合弁企業を通して認められ、それらすべての合弁企業は利益配分に関する合意書を通じて形成されている。商業省役人によると、石油及びガスは2013年からミャンマーの輸出部門で最も利益をもたらしている。
現地企業から提案された投資のうち11件は、ホテル部門であるとU Aung Naing Ooは述べた。「ホテルセクターへの投資は増加している。ミャンマーに来る旅行者とって重要なセクターになってきているためである」と彼は述べた。
1988年から2015年5月まで、657の外国企業がミャンマーに462億米ドルの投資を約束している。
この期間内に承認された事業の26%は中国からで、ミャンマーで承認された外国投資のなかで最大の投資国である。
タイ及びシンガポールがそれぞれ18%で2,3位であり、香港が12%で4位である。
(Myanmar Times 2015年6月23日版 第8面より)