マレーシア企業がヤンゴンオフィスタワーを建設

マレーシアのNaim Indah City Developmentは、32階建てのオフィスビルをヤンゴンのピーロードに建設するため、ミャンマー企業のUnited Pacific Development社との覚書(MoU)に署名した。
Indah City Development社はクアラルンプールにあるNaim Indah Corporationの子会社であり、主に不動産投資と材木採収事業を展開している。
証券会社であるBursaマレーシアの2015年6月15日の通知によると、2012年の外国投資法に
基づき2つの企業は合弁会社を設立する。合弁事業は51%を外国の共同出資者が所有し、49%をUnited Pacificが所有する。
昨日行われた証券取引所からの発表によると、ピーロードの土地はU Hla Myint Shwe及びDaw Aye Myat Monにより所有されている。
2014年10月に内国歳入部門により公表された地価評価によると、ピーロード沿いの土地の値段はヤンゴンで最も高額である。
税務署は毎年更新した指数を発表している。ピーロードの土地は平均で1平方フィート当たり40万チャットの価値があるが、実際にはさらに高値で販売されている。
投資企業管理局(DICA)によると、United Pacific Development社は2012年に組織され、U Hla Myint Shwe及びDaw Aye Myat Monの共同所有である。
会社は、製造業、流通、建設、ホテル及びサービスに携わっている。
証券取引所の文書によると、MoUは6月13日から3か月間有効である。その後、「当事者は誠意をもち交渉し、最終合意に向けて最善を尽くさなければならない」と述べられている。
Colliers調査によると、2014年の終わりまでに、ヤンゴンのオフィス供給の正味使用可能スペースの合計は、わずか107,000㎡(115万平方フィート)である。
Colliers調査によると、2015年に新しい供給が増え60,000㎡を超え、2014年の2倍以上になると見積もられる。
今年中にオープンする12の新しいオフィスビルができることによる数字である。
Colliersによると、新しいオフィスビルはShwe Taung DevelopmentによるFinancial Centre, Flying Tiger EngineeringによるStrand Square, Myint & AssociatesによるVantage Tower、Max MyanmarによるThe Office@Novotel Yangon Max、Uniteam MarineによるUniteam Office Towerを含んでいる。
(Myanmar Times 2015年6月17日版 第8面より)