ディベロッパー、計画休止の噂に対して警告

Marga Landmarkは、Dagon City 1プロジェクトの多様な用途を明確にする声明を発表し、また批評家が誤った情報を広め、事実無根の推測に関わっていることに対して警告を出した。
Dagon City 1は、シュエダゴンパゴダの景観に影響を与え、パゴダの基礎に悪影響を与えるという国民の懸念を受けて、政府当局によって2月から一時的に中止されている5つのプロジェクトのひとつである。
Margaは国内外の投資家で構成されており、ダゴン地区の5つの休止されているプロジェクトのなかで最も有名なオーナーである。他の4つのプロジェクト(Thu Kha Yadanar、 Shwe Taung Hyday、Shwe Taung Development、Adventure Myanmarによる)も一時的に中止されている。
Margaは声明のなかで、2014年3月にミャンマー投資委員会から承認を受けて、広く知られるようになり、2014年6月に暫定的なギャラリーがオープンするなかで、2015年1月から、少数の個人やグループによって出される過酷なコメントや根拠のない非難に直面してきたと述べている。
「これらの個人やグループは、事実を確認したり明確化するために、我々に連絡したりアプローチすることはなかった」とも述べている。「彼らは、Dagon City 1プロジェクトが法律や承認を受けた計画に従い、遵守しているという事実にも関わらず、間違った情報を流し続け、事実無根の推測や疑惑を作り上げている」
Marga Landmarkの取締役会は、不正確な情報と偏見で個人に対する中傷を繰り返し、Margaに不利益を与えた個人に対して法的な行動をとる準備をしている、とも付け加えている。
Margaは声明の中で特定の個人や組織の名前を出さなかったが、主要な批判家の1人は、ヤンゴン都市開発委員会(YCDC)のメンバーに選ばれているカイン・ライン氏である。
彼は、プロジェクトへの反対を公言している人々の1人であり、地元のメディアでプロジェクトを批判している。YCDCのメンバーであることに加え、出版者でもあり、宗教的な袈裟も販売しており、シュエダゴンパゴダの近くで大きなショッピングモールを所有している。彼は2015年5月11日のミャンマータイムズで、「プロジェクトが前進することを絶対に認めない」と述べた。
カイン・ライン氏は、プロジェクトを含むヤンゴン地区の責任を負っていると述べた。
「私は人々から権限を与えられており、その権限を通して「ノー」と言っている」と述べた。Margaが述べたような法的措置のため彼が危険に晒される可能性を心配しているか尋ねたところ、それは住民の関心事を代弁する代表に選出された彼の義務であると述べた。
カイン・ライン氏はMarga及び4つのディベロッパーに与えられた長期間のリース契約を見直すよう、Tatmadaw(訳者注:ミャンマー国軍)に直接依頼していると述べた。
「Tatmadaw、お願いです、あなた達の土地を愛し、あなた達のものを取り戻し、シュエダゴンパゴダを守るという人々そしてあなた達にとって有益なプロジェクトを作りましょう」と彼は述べた。
カイン・ライン氏はまた、Dagon City 1だけでなく他の4つのプロジェクトも批判の対象だと述べている。
5つのプロジェクトはYCDCが進めることを承認するまで一時的に中止されている。Margaは、マスタープランとDagon City 1の高さ制限を含めて、2014年3月にミャンマー投資委員会から最初の許可を受けていると述べている。
「承認されている内容に応じて、すべてが準備されている」とも述べた。
当局は2015年2月に5つの計画を順に中断し、ミャンマー投資委員会は、業界団体のMyanmar Engineering Societyにレビューをさせた。Margaによると、そのレビューでは、Dagon City 1プロジェクトは、YCDC及びミャンマー投資委員会により承認された内容に準拠していることが確認されている。また排水と道路システムに焦点を当てた特別タスクフォースが設置されたということも付け加えられている。
YCDCの技術局の副局長、ナイ・ウィン氏は、5月11日、保留となっている5つのプロジェクトについて、依然として調査中だとしてコメントを出さなかった。
(Myanmar Times 2015年5月13日版 第8面より)