ミャンマー最古の外資系ホテルであるSummit Park View

ヤンゴンにあるSummit Parkview HotelのジェネラルマネージャーVivian Chanは、ジャケットの前からバッジを取り外した。
「私たちは制服にこれを付ける」と彼女は述べた。「スタッフはこれを付けることをとても誇りに思っている。」バッジはロシア人形のミャンマー版のような形をしている。
バッジはホテルの象徴とChan氏は述べた。乱されたときでも一度もぐらついたり倒れたりすることない象徴である。
Summit Parkviewはヤンゴンで100%外資のホテルとして最も長く経営されている。1995年に開業し、2008年のNargisサイクロンを含めた様々な自然災害をくぐり抜けてきた。「屋根の一部が飛んだ」とChin氏は述べた。「誰も怪我をしなかったのは幸運だった。」
2015年6月に20周年記念日を迎えようとしており、現在の251部屋に加え、数か月後に新しく195部屋が稼働を開始する。
「2012年の経済制裁の解除以降、ホテル及び観光省(MoHT)からの観光事業に対して需要に応えるため、部屋数の増加の要請がなされた。国内ホテル及びゲストハウスに対しても同様である」とChin氏は述べた。
「今でさえより多くの来客があるかどうかについては確信がない。」と彼女は述べた。
MoHTの統計によると、2012年の100万人から2014年にミャンマーを訪れるための国際入国者数は300万人を超えた。しかしそれらの3分の2は国境を通っており、3分の1のみがヤンゴン国際空港を通って来ている。
新しい棟は既存のホテルの周りにL字型に建設されるとChan氏は述べた。「許可は承認され、事業はすべての手続きを数か月のうちに終える。」
Chan氏によると、新たに追加された195部屋に加え、新たな棟は600人収容のボールルーム、第2レストラン、新たなバー、エグゼクティブフロア、新たなプール、ジム及びスパがある。2017年中旬に開始予定である。
ホテルはシンガポールの投資家により100%所有されており、新たな棟の設計もシンガポール人によって行われており、潜在的請負業者と交渉中である。
Summit Parkview は4つ星ホテルであり、新棟はこれに合わせて建設されると彼女は述べた。
(Myanmar Times 2015年5月12日版 第9面より)