商務省(MOC)は9月18日、ミャンマーにおけるマルチレベルマーケティング(MLM)を禁じる通達No.46/2018を発行した。この禁止は直ちに効力を発する。
Essential Supplies and Service Lawに基づき発行されたこの通達が発行された後も運営を続ける全てのMLM企業に対して措置が取られる。
規則違反が判明した者には6ヶ月以上3年以下の懲役若しくは50万チャット以下の罰金を科すことができると同法律に定められている。
これは食品医薬品局(FDA)が41社のMLM企業と会合し、2月に企業の帳簿の監査を実施した後に行われる。
「我々はこの分野を研究し、多くの消費者がMLM商法の犠牲者になっていることを見出した後、行動を起こしている。管区や州では一部の地方自治体がすでにMLM商法を禁止している」とMOCの U Khin Maung Lwin次官補は述べた。
ミャンマー消費者組合のU Maung Maung事務官は、「我々の組織はMLM商法に常に反対してきた。多くの消費者がMLMから悪影響を受けているため、このビジネスモデルのさらなる規制を求めている」と述べた。
(Myanmar Times 2018年9月20日版 第4面より)