天然資源環境省(MONREC)によると、2018年2月に施行された新ミャンマー鉱業規則の下、ミャンマーの鉱業分野における国内および海外からの投資が許可されたとのことである。
鉱物の採掘が2016年に一時停止されたため、同省は環境規則及び規制への業界の遵守状況を評価することができた。
「我々は519以上の採掘現場を調査し、多くの改革を行ってきた。我々は鉱業部門が今や我が国の発展に貢献する準備ができていると信じている」と天然資源環境省鉱業部のU Khin Latt Kyi長官は7月13日のNay Pyi Tawにおける記者会見で述べ、「鉱業部門は今や国内国外を問わず投資家に開かれている」とミャンマータイムズ紙に語った。個別またはオンラインによる申請は7月26日から始まった。
外国企業は現在50万エーカー以上の巨大な鉱山に加えて、最大247.1エーカーの中規模の鉱山に投資を行うことができるようになった。
既にオーストラリアの鉱業会社PanAustが7月5日にWuntho地域の大規模なブロックで採算性調査を実施する許可を受けた。現在、このような許可を申請している海外企業は日本、オーストラリア、中国を含めて7社ある。
「しかしながら、我々は直接海外の投資家に許可を与えることができない。我々は申請を政府に提出しなければならない。Wunthoは初めて許可された場所である。今後3ヶ月から4ヶ月の間には少なくとも6から7社の投資が許可されるだろう」と天然資源環境省鉱業部のU Khin Latt Kyi長官は言う。
天然資源環境省はまた、金およびその他の貴金属については4エーカーまで、その他の鉱物については10エーカーまで、工業原料および宝石は20エーカーまでの小規模投資も可能にする。
限られた鉱物の大規模及び小規模の作業現場に対する投資許可を連邦大臣室に求める必要があるが、同時に宝石の小規模な作業現場への投資許可を鉱山省の本部に適用する必要があるとU Khin Latt Kyi長官は述べた。
新たな鉱業規則の下で、地方政府と州政府は小規模鉱山区画を監督する権限も与えられる。「地方政府や州政府に小規模な作業現場に権限を与えることは、彼らを緊密に監督できるのでより良い」とU Khin Latt Kyi長官は付け加えた。
また、監督責任者でもあるU Khin Latt Kyi長官は、鉱山省の11の下位事務所の人々は、地方政府や州政府と協力して、古い鉱山を検査し、新しい法律に従って新しい鉱区で採掘する許可を与えると述べた。
「鉱業部門にとって最も重要なことは、透明性と税制の遵守である。 さらに、鉱夫は環境に関連する規則や規制に従わなければならず、影響を受けるコミュニティに貢献しなければならないだろう」と、ミャンマー鉱業連合会会長のU Khin Maung Hanは言った。
彼は、「新しいミャンマー鉱業規則は、より多くの外国直接投資をこの国にもたらすだろう」と付け加えた。
(Myanmar Times 2018年7月16日版 第4面より)